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2024年07月04日

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楽歩堂、超臨界発泡で製造されたクッション材を搭載した防水スニーカー「Rakuhodou Citywalk」を発売



楽歩堂は、超臨界発泡技術で製造されたクッション素材「Nitro-Tex」と、防水3Dストレッチニット素材を採用したスニーカー「Rakuhodou Citywalk」を開発、6月8日から楽歩堂の店舗とオンラインショップで販売を開始する。


Rakuhodou Citywalkの特徴は、超臨界発泡技術のクッション素材「Nitro-Tex」と、足型に合わせてフィットする「防水3Dストレッチニット素材」を採用したこと。


超臨界発泡とは、従来の発泡技術とは異なり、高圧・高温で超臨界流体と呼ばれる特殊な状態にした樹脂を発泡させる技術で、空気と液体の間の特性がある。Rakuhodou Citywalkに採用されているNitro-Texソールは、ポリウレタン(TPU)を超臨界発泡させて製造。化学発泡剤の代わりに自然から取得した窒素を使って材料を物理的に発泡させ、小さい空気穴ができて固体材料が減り、高密度の発泡ソールになった。


従来の発泡技術とは異なり発泡剤をほとんど使用しない。発泡剤はオゾン層破壊や地球温暖化などの環境問題に関わる物質が含まれていることが多いため、使用量の削減は大きな環境負荷低減につながるとともにVOCの排出量を大幅に削減することができる。


Nitro-Texソールには細かい気泡が充填されているため、弾むようなクッション性と、耐久性に優れる。


防水3Dストレッチニットは、靴下のような3次元構造の編み込みになっており、縫い目や生地の重なり部分がなく1枚の生地で成型。柔軟なフィット感と通気性を確保し、すべての方向にストレッチするため、最初から足にぴったりフィットする。


またニット素材には、雨による濡れから足を守り、蒸れを外に逃す「防水透湿メンブレン」を内蔵。メンブレンの厚さは0.02~0.025㎜と非常に薄く、ストレッチ性に優れている。


3色展開で、サイズは22.0~27.5㎝。価格は2万2000円(税込)。


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