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2025年10月6日
ヨネックス、カーボンニュートラル実現に向けタイ工場でオンサイトPPAを採用――年間約410トンのCO2排出量削減見込む
ヨネックスは、カーボンニュートラルに向けた取り組みとして、2025年10月からテニスボールを製造するタイの子会社、YONEX TECNIFIBRE CO.,LTD.において、オンサイトPPAを活用した再生可能エネルギー電力を導入した。オンサイトPPAとは、企業の敷地内に第三者である発電事業者が太陽光発電設備を設置し、同設備で発電された電気を企業が発電事業者を通じて購入すること。
今回は、太陽光発電事業者であるEnergreen Asia Company Ltd.がYONEX TECNIFIBRE CO.,LTD.の敷地内に太陽光発電設備(総パネル出力:874.2kW)を設置し、同工場に電力を供給する。これにより、YONEX TECNIFIBRE CO.,LTD.で使用する電力の約26%を再生可能エネルギーで賄うことが可能となり、年間約410トンのCO2排出量削減(同社調べ)が見込まれる。
同社は、「脱炭素」「廃棄物」「エコ設計」の3つを柱とし、2050年の目指す姿と2030年の目標・アクションプランから構成される「ヨネックス環境ビジョン2050」を定めている。そのなかの脱炭素では、2050年に「サプライチェーン全体でのカーボンニュートラルを目指す」としており、2030年目標・アクションプランでは、「スコープ1・2のCO2排出量を2016年比で50%削減」「自社拠点での再生可能エネルギー比率100%を目指す」ことを掲げている。
今回の取り組みは、「ヨネックス環境ビジョン2050」の「脱炭素」の取り組みの一環。同社では、今後もグループ全体として再生可能エネルギーの導入やサプライチェーンも含めたカーボンニュートラルへの取り組みを進めていく、としている。
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