マッシュグループ、伊藤忠商事とレスポートサックジャパンの株式を共同取得
マッシュホールディングス(東京都千代田区、近藤広幸代表取締役社長、以下マッシュグループ)は9月27日、伊藤忠商事とともに、米国バッグブランド「レスポートサック」の日本市場における販売を担うレスポートサックジャパンの株式を共同取得した。
レスポートサックは、1974年にニューヨークでメルビンとサンドラのシフター夫妻によって設立された。 軽さを追求したテキスタイルと機能的なハードウェアの融合、オリジナリティ溢れるデザインや数多くのプリントにより、半世紀にわたり世界中の人々を魅了し続けている。
マッシュグループは近年、海外ブランド事業の成長に注力しており、今回のレスポートサックジャパン(LSJ)の株式取得を機に、グループ初となるバッグブランド事業を始動することでマッシュグループの事業ポートフォリオのさらなる強化を目指す。
レスポートサックジャパン(東京都渋谷区)は1996年9月に設立され、資本金は1億円、9月現在70店舗を展開している。今回の株式取得に基づき、マッシュグループが株式の過半数を保有して連結子会社とするが、伊藤忠商事と共同で事業運営を行っていく。また、伊藤忠商事とはすでにBarbour(バブアー)並びにFPM(ファブリカ ペレッテリエ ミラノ)事業において協業するビジネスパートナーとしての実績があり、今回のレスポートサック事業の展開においても両社の強みを活かしながらシナジーを最大化していく。
伊藤忠商事は、2006年に「レスポートサック」ブランドの全世界の商標権を取得して以来、グローバルに事業を展開し、ブランドの魅力を世界に発信し続けてきた。マッシュグループではこれまでの自社オリジナルブランドおよび海外ブランドの展開において培った商品企画力、並びに700万人を超える会員基盤を活用し、日本市場におけるレスポートサックのさらなる販路・顧客層拡大、およびブランドの認知度向上に寄与することを目指す。
マッシュグループは、1998年にCG制作会社として創業し、2005年からファッション事業に参入。ファッションブランド「SNIDEL」を始め、ルームウェアブランド「gelato pique」などのブランドを展開している。また、2010年に参入したビューティ事業ではナチュラル&オーガニックコスメのセレクトショップ 「Cosme Kitchen」や「Biople」などを展開。さらにはトータルビューティーブランド「Celvoke」「to/one」「SNIDEL BEAUTY」などの新規オリジナルブランドの開発にも従事している。