
㊤特許を取得したMBT独自のミッドソール構造、㊦MBTシューズによる身体機能効果の検証
トレンドジャパンは、帝京科学大学(東京都足立区、冲永莊八理事長)と、機能性シューズ「MBT(Masai Barefoot Technology)」の身体機能への効果に関する共同研究契約を締結し、2025年11月1日より共同研究を開始した。
MBTは、1996年にスイスで誕生した機能性シューズブランド。ブランド名の由来は、東アフリカに暮らすマサイ族の人々の、裸足に近い自然な歩き方や姿勢に着想を得たことにある。MBTは、この歩行特性をヒントに、特許を取得した独自のミッドソール構造を開発した。意図的に不安定な足場環境を生み出すことで、歩行時に自然な姿勢調整や筋活動を促すことを目指しており、日常の「歩く」という動作を通じて身体機能へのアプローチを行う設計思想が採用されている。
MBTは、これまでに世界で70報を超える学術論文が発表されており、歩行時の筋活動、バランス能力、身体への負荷といった観点から、さまざまな研究・検証が行われてきた。こうした研究の蓄積を背景に、同共同研究では、健康科学・医療科学の視点から、MBTシューズが身体機能や健康増進に与える影響を改めて実証的に検証していく。
近年、健康寿命の延伸や運動不足の解消、転倒予防などを目的に、日常生活の中で無理なく取り入れられる健康増進の方法への関心が高まっている。MBTシューズは、「歩く」という日常動作を通じて身体機能の活性化を促すことを目指した機能性シューズとして、これまで多くのユーザーに支持されてきた。
同共同研究では、MBTシューズの効果を感覚的な評価にとどめるのではなく、大学研究機関による科学的検証を通じて明らかにすることで、MBTを「健康増進の道具」として社会に広く活用できる可能性を探る。さらに、運動機能の向上だけでなく、疼痛軽減や転倒予防といった幅広い健康課題への貢献を視野に入れている。
同研究を通じて得られた知見は、学術発表や論文としての発信を目指すとともに、MBTブランドにおける製品開発や啓発活動にも活用していく予定。同社は、MBTを単なるフットウェアブランドではなく、人々の健康を支え、社会に貢献するウェルネスブランドとして確立することを目指し、今後も大学・医療分野との連携を強化していく。
【共同研究の概要】
■研究テーマ
特定構造を有する機能性シューズ(製品名MBTシューズ)による身体機能効果の実証的検証
■研究目的
MBTシューズの不安定ソール構造が、歩行時の下肢筋活動、バランス能力、関節負担軽減に及ぼす効果を検証
■研究期間
令和7年11月1日~令和9年10月31日