ジェイドグループ、アパレル中心のアウトレット通販サイト、ハイブランドのセレクトショップ、倉敷市児島のジーンズメーカーの3社の株式を取得
ジェイドグループは、FASCINATE(以下Fascinate)、ニッセンから新設分割を予定しているブランデリ(以下Brandeli)およびTCB(以下TCB jeans)の3社に関して、それぞれ株式譲渡契約書を締結した、と12月20日に発表した。譲渡価額は非公開だが、現金決済を予定している。
Brandeli(ブランデリ)は、12月7日付で発行済株式の100%を、Fascinate(ファッシネイト)は12月15日付で発行済株式の100%、TCB jeans(TCBジーンズ)は、12月20日付で発行済株式の35%を取得するための株式譲渡契約書を締結した。株式譲渡実行は、2024年1月5日以降となる予定。
Brandeliは、アパレル商材メインのアウトレット通販サイト。現在、ロコンドにはLOCOLETというアウトレット専用ECモールがあるが、Brandeliと統合することによって、LOCOLETではアパレル商材を拡充し、Brandeliではシューズ商材を拡充させる。このクロスセル策によって、ジェイドグループのEC事業におけるアウトレット領域をさらに強化していく予定。Brandeliに関しては、物流倉庫統合およびすべてのシステム、データ統合を2024年2月末までに行う予定。
Fascinateは、心斎橋と京都に店舗を有し、Maison MargielaやLANVIN PARIS、MIHARA YASUHIROといったハイブランドを販売しているセレクトショップ。 売上げに占めるEC化率が59.8%あり、そのうち46.1%が越境EC売上げという「ハイブランド」と「越境EC」に強みをもっている。2月末までに物流や在庫管理、店舗 POSなどのバックヤード統合、5月末までにはジェイドグループのECシステムを、越境EC対応した上で、すべてのシステム統合も実現していく予定。その後、ロコンド内にも「Fascinate in LOCONDO(仮)」を開設し、ハイブランドのブランドイメージを保ちながら、ロコンドの顧客にも「自宅で試着、気軽に返品」サービスのまま、ハイブランドを買える場を提供していく。
TCB jeansは、国産ジーンズの聖地と呼ばれる岡山県倉敷市児島にジーンズの縫製工場をもち、ヴィンテージと呼ばれる時代の製品を細部にまでこだわって開発をしているジーンズメーカー。ジーンズ愛好者の中でもTCB jeansファンは多く、国内だけでなく海外からの注文割合が高いのも特徴。Fascinateプロジェクトにおいて構築する、越境EC対応の新しいBOEMを導入し、システム統合を行う。また、基幹管理システムのLo’COREを生産管理領域まで拡大し、縫製工場のDX化をも実現していく契機となることも目指す。
このようにジェイドグループの物流倉庫とITインフラを活用し、これら3社に対しては主に「在庫一元化やDX化の実現」と「EC販路の拡大」という価値を提供しつつ、ジェイドグループとしては株式譲受を通じて、アウトレット、ハイブランド、越境EC、生産領域(工場)という領域をそれぞれ強化、または新規参入していく。
また、グループ会社間のシナジー、例えばリーボックジャパン(RBKJ)と FascinateやTCB jeansのコラボレーション、もしくはFascinateとTCB jeansのコラボレーションなども実現し、ジェイドグループ全体の価値を向上させていく。
なお、Brandeli事業のニッセンにおける 2022年度売上高は5億2800万円、Fascinateの2022年度の売上げは5億4300万円、TCB jeansの2022年度の売上げは 2億9800万円だった。
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