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2024年05月02日

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「オニツカタイガー」の75周年を記念した世界初の体験型ストアが銀座にオープン――鉄腕アトムとのコラボ商品、100種のメキシコ66を揃え、かき氷を提供するカフェも

地下1階にはアーカイブモデルを始め100種類のメキシコ66が並ぶ

「オニツカタイガー」が2024年に誕生から75周年を迎えることを記念した世界初の体験型ストア「オニツカタイガー 銀座 POP-UP STORE」が12月12日、東京・中央区の銀座4丁目にオープンした。


この店舗の1階は、オニツカタイガーのアニバーサリーイヤー企画第1弾となる「鉄腕アトム」とのグローバルコラボレーションコレクション(既報)の、世界に先駆けた発売を行う売り場。ラインアップは、シャツやトラックスーツ、スカートやパンツに加え、ボディバッグ、ハット、そしてシューズのMEXICO 66 SD(税込2万7500円)とDENTIGRE PUFF BOOT(税込3万6300円)など、30型(アパレル22、アクセサリー4、シューズ4)全43アイテム。


オニツカタイガージャパン大沼和範カントリーディレクターは、この協業について「オニツカタイガーと鉄腕アトムには、子どもの夢や理想を描き続けてきた共通項がある。コラボ商品もファッションアイテムとして発信していく意味を考え、プリントではなく刺繍にするなど、細部にまでこだわった」と話す。


また、地下1階ではオニツカタイガーシューズのアイコンモデルのひとつである「MEXICO 66(メキシコ66)」の希少なアーカイブを含めてモデル100種以上を展示、販売する。とくにメキシコ66の特徴のひとつである踵部のクロスステッチが初めて採用された1956年のメルボルンオリンピックのデレゲーションシューズ、ヒールフラップや前足部などが現在のメキシコ66に近づいた1961年発売のリンバーアップ、そしてタイガーストライプが初めて搭載された1966年発売のリンバーアップの改良版、というメキシコ66のベースとなった貴重なアーカイブモデルは必見。このフロアでは、購入したMEXICO 66にアルファベットや数字などを刺繍で入れられるカスタマイズサービスも提供する。


2階にはブランド初となるカフェ「TORA Café 75」を開設。奈良のかき氷の名店、ほうせき箱とコラボレーションし、48時間かけてじっくり凍らせた氷を使ったオリジナルかき氷5種を提供する。


オニツカタイガーの2023年1~9月のグローバルの売上高は、ほぼすべての地域で増収となり、前年同期比では40.8%増と好調に推移している。東京やミラノ、ロンドン、ロサンゼルスなど、世界の大都市に旗艦店を構えるなど、直営店の数は増えているが、世界各地での人気が高まっていることから、同社では今年11月から日本から海外発送を行う越境ECも立ち上げている。


なお、「Onitsuka Tiger 銀座 POP-UP STORE」での「鉄腕アトム」とのコラボレーションコレクションの販売は、2024年1月31日まで。店舗はその後も内容を変えて継続営業する予定。


■「Onitsuka Tiger 銀座 POP-UP STORE」=東京都中央区銀座4-5-1▽営業時間=11:00~20:00


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