シダスジャパン、世代別登山の実態を調査――登山時の足回りの悩み、シニア世代は「膝の痛み」、Z世代は「足のニオイ」が上位に

シダスジャパンは、7月1日の富士山の山開き(山梨県側)を目前に控える中、Z世代とシニア世代の登山ユーザー524人(各世代262人)を対象に「世代別の登山実態調査」(期間:2024年5月24日~6月8日、方法:インターネットモニター調査)を実施した。
まず、登山の日帰り、宿泊状況を尋ねたところ、どちらの世代も「日帰り」(Z世代:75.2%、シニア世代:82.1%)が8割近くと最も多く、日帰りでの“ライト登山”が支持される結果となった。2泊以上の登山の割合だと、シニア世代が約2割存在し、Z世代(12.6%)よりもやや多い状況だった。
登山に求めるものについての質問に対しては、シニア世代の半数以上が「健康促進・維持」(61.1%)、「登頂時の達成感」(55.7%)、「環境保護・自然との触れ合い」(55.7%)を多く挙げた。Z世代でも「登頂時の達成感」(34.7%)が最も多かったものの、「冒険心」(29.0%)、「SNSでの情報発信」(21.4%)は、シニア世代と比較して10ポイント以上も多い結果になった。
また、登山中の足回りの悩みについての問いには、シニア世代では「膝の痛み」が約4割と圧倒的に多いことが明らかになった。一方のZ世代はさまざまな悩みに2割前後の人が点在する中、特に「足の裏・土踏まずの痛み」(29.4%)、「足のニオイ」(24.4%)については、シニア世代よりも多く悩みを抱えていることがわかった。
バックパックやポールといった登山ギアに対する所有の価値観についての質問では、シニア世代の2人に1人が「すべてのギアを新規で買い揃えたい」(52.7%)と回答したところ、Z世代はそれよりも10ポイント以上も低い結果となった。さらにZ世代については、「ギアによってレンタルでも良い」が42.0%と、逆にシニア世代よりも10ポイント多く、「ほとんどレンタルでも良い」に関しては1割強の人が当てはまると回答した。Z世代には、シェアリングの概念が登山グッズにも拡がっている。
登山用の“靴下”に対して感じていることを尋ねたところ、シニア世代は「速乾性が高いもの」(61.5%)、「フィット感があるもの」(53.1%)に強いこだわりを持つ一方で、Z世代は「ウール100%の素材」(23.7%)、「化学繊維が混紡されている」(19.1%)など素材に対するこだわりがシニア世代よりも強い傾向になった。また、靴下の厚みについてシニア世代は「厚手のもの」(33.2%)を好む傾向があることもわかった。
今後、登りたい山についての質問は、シニア世代の1位は「屋久島(宮之浦岳)」(30.2%)、2位「南アルプス(甲斐駒ヶ岳、北岳など)」(28.2%)、3位「富士山」(24.8%)が人気の山として支持を集めた。一方のZ世代では1位「富士山」(21.8%)が2位以下と5ポイント近くの差をつけて根強い人気がある結果になった。
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