
㊤オニツカイノベーティブファクトリー、㊦オニツカギャラリーストア
アシックスが展開する日本発のファッションブランド「Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)」は、創業者・鬼塚喜八郎の生誕の地である鳥取県に、ブランド初となる専用生産拠点「オニツカイノベーティブファクトリー株式会社」を2026年1月1日(木)付で開設した。これを記念し、1月15日(木)に開所式を実施した。
同施設は、素材開発からデザイン、生産までを一貫して行う体制を備えている。今後は、ブランドの世界観と日本のクラフトマンシップを世界に発信する文化拠点として、オニツカタイガーが所有するグローバルクリエイションの中心地「ミラノデザインセンター」、先進テクノロジーを研究する「アシックススポーツ工学研究所」と密接に連携していく。
オニツカタイガーのものづくりの象徴であり、世界的な人気を誇る「NIPPON MADE」シリーズや、フォーマルなレザーシューズを展開するブランド「THE ONITSUKA」の高付加価値フットウエア製品の生産体制を強化するほか、このたび、新たにレザーバッグの生産も開始し、ブランドのクリエイション領域をさらに広げる。
併設されたギャラリー内では、過去の希少なアーカイブやブランドのものづくりを紹介するコンテンツを展示。さらに、1月16日(金)には、「オニツカギャラリーストア」として、鳥取県で初めて販売を開始した。同ストアでは、オニツカイノベーティブファクトリーで生産された一部のNIPPON MADEシリーズの販売と、シューズのカスタムオーダーを展開。
また、オニツカイノベーティブファクトリー内の講堂は今後、イベントスペースとしての活用も予定しており、地域住民や国内外の来場者が交流する開かれた文化拠点を目指す。
開所式では、平井伸治鳥取県知事、伊達憲太郎境港市長が来賓として登壇し、本施設の地域への貢献や、今後の連携への期待が述べられた。また、アーティストの山下智久さんがデザイン監修したオニツカイノベーティブファクトリーオリジナルモデルを初披露した(詳細は後日掲載)。
庄田良二 Onitsuka Tigerカンパニー長は同ファクトリー開設について「この施設は、日本のクラフトマンシップを起点に、グローバルなデザインやテクノロジーを結びつける、オニツカタイガーの新たな中核拠点。創業者生誕の地から世界へ発信していくとともに、職人の技術継承や人材育成にも取り組み、日本発ブランドとして培ってきた価値を進化させていく」とコメントしている。
同施設は鳥取県との連携のもと、地域雇用の創出、技術人材育成、観光促進、地元企業との協働を通じて、多角的な地域活性化につながる取り組みとして推進している。ブランドの文化的価値を世界へ発信する拠点として、地域とともに持続的な発展を目指す。
また、開所を記念し、鳥取県出身でミラノにて日本人として初めてミシュラン星を獲得したシェフ・徳吉洋二氏が監修する「Ristorante ONITSUKA TIGER」を披露目しました。当日は、来賓として赤澤亮正経済産業大臣が来場された。豊かな自然に育まれた鳥取県の地元食材を生かした地産地消のメニューを通じて、オニツカタイガーが日本発の文化的ブランドとして培ってきた世界観を、ファッションにとどまらずライフスタイル領域へと、国境を越えて拡張する取り組みだ。このコンセプトは、2026年9月にオープン予定のオニツカタイガー ミラノ旗艦店においても展開される予定。