ダブルエーは、7月19日開催の取締役会で、連結子会社の卑弥呼と「NICAL（ニカル）」ブランドの企画・販売に関するライセンス契約締結について決議した。

同社グループの中価格帯ブランドのNICALは、トレンドをさりげなく取り入れ都会的で洗練されたデザインを提案する大人の女性に向けたシューズを展開してきた。また、卑弥呼が展開する「卑弥呼」ブランドは、同社グループの高価格帯ブランドを担い、履き心地にこだわり、上質な仕上がりで女性らしさと上品さを大切にしたい女性に向けてベーシックで色褪せないシューズを展開している。

これまで、NICALと卑弥呼の両ブランドは、百貨店を中心とした販売チャネルやターゲット層が共通する一方で、商品の企画や販売に関しては、各社がそれぞれ実施していた。今回、卑弥呼と「NICAL」ブランドの企画・販売に関する契約を締結し、卑弥呼が50年以上にわたって培ってきた商品企画力や百貨店を中心とした販売チャネルでのノウハウをNICALブランドと融合することで、NICALブランドのさらなる進化と発展を目指す。

今回の契約により、商品企画から店舗およびEC（オンライン）等の販売に関するすべての権限を卑弥呼に委譲し、現在、運営しているNICALブランドのうち、実店舗7店、EC3サイトを移管する。実施日は8月1日の予定。