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2026年10月28日

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ミズノ、スピードレーシングモデル「HYPERWARP」シリーズ第2世代を4機種で展開――推進力を強化。レースからトレーニングまでトータルサポート

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ミズノランニング 新製品レーシングシューズ体感イベントに登壇した(左から)グローバルフットウェアプロダクト本部商品企画部パフォーマンスランニング企画課の須藤氏、城西大学女子駅伝部・窪田舞選手、GMO インターネットグループ陸上部・嶋津雄大選手、城西大学女子駅伝部・本間香選手

ミズノは10月8日、都内で「ミズノランニング 新製品レーシングシューズ体感イベント」を開催し、スピードレーシングシューズ「HYPERWARP(ハイパーワープ)」シリーズ第2世代を発表した。従来の「軽量・反発・安定」という開発コンセプトを継承しながら、レース用3機種のミッドソールやプレートを改良。新たにノンプレートのレースペーストレーニングモデル「HYPERWARP PACER(ハイパーワープ ペーサー)」を加え、走力や用途に応じて選択できる4機種のラインアップとした。


イベントでは、ミズノの担当者が登壇するマーケティング・プロダクトセッションを実施。ランニング事業の戦略やHYPERWARPの位置づけ、第2世代の開発意図や各モデルの特徴を説明した。


また、ゲストセッションには城西大学女子駅伝部の窪田舞選手、本間香選手、GMOインターネットグループ陸上部の嶋津雄大選手が登場。今回発売するHYPERWARPシリーズ第2世代について、それぞれの視点から特徴や魅力を語ったほか、実際にシューズを着用して走行し、走りを披露した。


「HYPERWARP PURE 2(ハイパーワープ ピュア ツー)」と「HYPERWARP ELITE 2(ハイパーワープ エリート ツー)」を11月6日、「HYPERWARP RACER(ハイパーワープ レーサー)」と「HYPERWARP PACER」を12月10日に発売する。ミズノ公式オンライン、直営店、一部のミズノランニング品取扱店で販売する。シリーズの国内販売目標は発売から1年間で2万足。


初代の課題を踏まえ、推進力を強化


HYPERWARPは2025年から展開するスピードカテゴリーのシリーズ。初代では「軽量・反発・安定」の3要素を高いレベルで両立することを開発の軸とした。


今回の商品企画を担当したグローバルフットウェアプロダクト本部商品企画部パフォーマンスランニング企画課の須藤氏は、初代について市場から高い評価を得た一方、同社が目標とする駅伝でのトップシェアなどには届いていないと説明。そのうえで、エリートランナーからは「反発力がもう少し欲しい」という声があったとした。


競合各社から強い推進力を訴求するレーシングシューズが相次ぐなか、第2世代ではこの課題を踏まえ、「さらなる爆発的な推進力」を開発の重点に据えた。


一方、マーケティング面では、トップアスリートとの開発で得た知見をより幅広いランナーへ展開することを重視。従来のレースカテゴリーだけでなく、レースペーストレーニングまで含めてHYPERWARPでカバーする商品構成とした。


PURE 2、ELITE 2はミッドソールとプレートを刷新

㊧HYPERWARP PURE 2、㊨HYPERWARP ELITE 2

最軽量モデルのHYPERWARP PURE 2は、フルマラソン3時間以内を目指すエリートランナー向け。ミッドソール全体にクッション性·軽量性·反発性の両立を追求しながら、さらに軽量化を追求した新素材「MIZUNO ENERZY XP+」を採用し、軽量性と反発性の両立を図った。ソール厚は前足部35.0㎜、後足部38.0㎜。前作「HYPERWARP PURE」から前後とも3.5㎜厚くした一方、重量は27.0㎝片足で約135gと、前作から約2g軽量化した。


カーボンプレートには「SMOOTH SPEED PLATE(スムーズスピードプレート)」を採用。前作から前足部方向へ8㎜延長し、蹴り出し時の推進力をサポートする。ソール形状はフラットに設計し、安定性にも配慮した。


アッパーには軽量性を特徴とする「TPEEウーブンアッパー」を採用。透け感のある素材によってデザイン性も持たせた。価格は3万5200円(税込)。


HYPERWARP ELITE 2は、同じくフルマラソン3時間以内を目指すエリートランナーを対象とし、反発性と安定性のバランスを重視する。


トップミッドソールにMIZUNO ENERZY XP+、ボトムミッドソールにクッション性と高反発性を両立した「MIZUNO ENERZY XP」を採用。異なる特性の素材を上下で使い分けた。ソール厚は前足部36.0㎜、後足部39.0㎜で、前作からそれぞれ1.5㎜、1.0㎜厚くした。重量は約160gで、前作比約10g軽量化。PURE 2と同様、スムーズスピードプレートを前足部方向へ8㎜延長した。


アッパーには「エンジニアードメッシュアッパー」を採用。価格は2万9700円(税込)。


RACERはカーボンプレートに変更。PACERは新設、レースペースの練習をカバー

㊧HYPERWARP RACER、㊨HYPERWARP PACER

HYPERWARP RACERは、フルマラソン3~4時間を目指すサブエリートランナー向けのレースモデル。従来、このターゲット向けモデルではグラスファイバー製のプレートを採用していたが、第2世代ではフルレングスのカーボンプレートに変更した。上位モデルと同じくスムーズスピードプレートを採用しながら、剛性を抑えることで、カーボンプレート搭載シューズを初めて使用するランナーにも対応する。


ミッドソールは内側にMIZUNO ENERZY XP+、外側にMIZUNO ENERZY NXT+を配置。反発性と安定性の役割を分けることで、前方向への推進力と横方向の安定性を両立させる設計とした。ソール厚は前足部34.0㎜、後足部37.0㎜、重量は約200g。カラーは3色を展開し、価格は3万5200円(税込)。幅広設計の「HYPERWARP RACER WIDE」も設定する。


商品企画担当者によると、RACERは現行の「HYPERWARP PRO」と、従来「リベリオン」シリーズで展開していた「リベリオンフラッシュ」の機能を統合する位置づけ。市民ランナーを含む幅広い層に向けたカーボンレースシューズとして展開する。


第2世代で新たに加わるHYPERWARP PACERは、エリートランナー、サブエリートランナー向けのレースペーストレーニングモデル。トップアスリートから寄せられた、レース用シューズに近い走行感覚を維持しながら、トレーニング時の足への負荷を抑えたいという要望を商品化した。


プレートは搭載せず、代わりに中足部へ「シャンクインサートパーツ」を配置して剛性を確保。ミッドソールにはMIZUNO ENERZY NXTを採用した。ソール厚は前足部32.5㎜、後足部35.5㎜、重量は約205g。


カラーは3色を展開し、価格は1万8700円(税込)。


同社は、レースシューズだけでなく、レースへ向けた日常のトレーニングまで含めてHYPERWARPでサポートする商品構成を狙う。


「トップの技術」を幅広いランナーへ

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