チェコ発祥でスイス・ローザンヌに本社を置く世界有数のフットウェア企業のバタ（Bata Brands SA）は9月19日、創業130周年を迎えたことから、“Make Your Way（自分の道を切り拓こう）”という新たなブランドキャンペーンを発表した。この節目は、バタの豊かな伝統を祝福するとともに、ブランドを世界中でトップの選択肢の1つとして位置づけることを目指したエキサイティングな進化を示している。

“Make Your Way”キャンペーンについてバタのサンディープ・カタリア グローバルCEOは、「このキャンペーンは、自分らしさの表現と自信を引き出すことを目的としている。バタは、消費者が自分自身の人生の道を切り拓き、未来への道を築く際に寄り添うシューズを提供している」と述べている。

バタの新たなブランドの、“スタイリッシュで履き心地が良く、手頃な価格のシューズで、あらゆる場面で自分らしく輝く”というポジショニングは、今日のファッションに敏感な消費者とつながり、バタの顧客層を拡大し、さらなる成長を促進することを目指している。

この新しいポジショニングは、「バタ（Bata）」「バタ・コンフィット（Bata Comfit）」「バタ・レッド・ラベル（Bata Red Label）」の主要ブランドを通じて発信される。この戦略により、バタは“すべての場面であなたに寄り添う”ことを本格的に目指す唯一の主要なハイストリートフットウェア小売業者として位置づけられる。伝統豊かなインハウスブランドを通じて、ドレス、レジャー、スポーツといった消費者の生活のあらゆる面をカバーする。

代理店の＆Rosàsと共同で展開されたこのグローバルキャンペーンでは、さまざまな分野で活躍する女性を支援し、励ますための社会貢献型マーケティング活動も展開される。9月からヨーロッパで、バタは女性バレリーナ130周年特別版を発表し、女性のバレエとダンスを支援し、多様な背景からの参加を促進し、経済的困難に直面している女性を支援する。このバレリーナシューズは、バタが1897年に発売した革新的なシューズ「Batovka」のファッショナブルな再解釈版であり、品質と手頃な価格に対するバタのビジョンを体現している。

バタは、世界有数のシューズメーカーであり、年間1億5000万足以上の靴を販売している。70か国に5300以上の店舗を構え、快適なフィット感、スタイリッシュなデザイン、手頃な価格、そして責任ある製造を通じて、バタの顧客は頭からつま先まで満足して靴を履くことができる。1894年に創業したこの家族経営の企業は、5大陸の56カ国以上で事業を展開している。バタは自社でシューズのデザイン、製造、販売を行い、常に革新を続けて理想的なフィット感を追求している。