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2026年10月29日

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「ムーブスポーツ」がフットウェア市場に本格参入――ウインターアイテムを皮切りに、2027年春夏はランスタイルも

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アドバイザリー契約選手の石川祐希選手を起用したキービジュアル。「MVSP ウインターショートブーツ」を着用し、冬のアクティブシーンを表現

アパレルで培ったブランド価値を足元へ、フットウェアでトータルコーディネートを提案


デサントジャパンが展開するスポーツブランド「MOVESPORT(ムーブスポーツ)」が、フットウェアの展開をスタートした。ファーストシーズンとなる2026年秋冬は、ウインターシューズ5型を10月14日から発売。3E相当のワイド設計や防滑性、防水性、発熱/蓄熱インソールなど、冬の足元を支える機能を盛り込みながら、ブランドの象徴である躍動感のあるロゴデザインを打ち出す。


スポーツウェアやバッグなどの小物類に続いて足元までカテゴリーを広げることで、トレーニングや練習の前後からスポーツ観戦、日常の外出まで、スポーツに関わるさまざまなシーンでトータルコーディネートを提案する。2027年春夏にはランスタイルやコンフォートタイプのシューズも投入し、年間を通じたフットウェア展開を目指す。


ムーブスポーツは、2005年に「アスリートの移動着」をベースとした「デサント」ブランドのトレーニングカテゴリーとして誕生し、2023年にブランドとして独立した。

ムーブスポーツの躍動感を表現したブランドロゴ。ウインターシューズにも大胆にあしらい、足元からブランドらしい存在感を演出する

今回のフットウェア展開の背景には、アパレルやエキップメントだけでは提案しきれなかった「足元まで含めたトータルコーディネート」の実現がある。


練習や試合への行き帰りをはじめ、スポーツ観戦や休日の外出など、スポーツそのものを行う時間だけでなく、その前後や日常の時間まで含めてブランドの世界観を提案。スポーツブランドならではの機能性と快適性を、日々の暮らしにも取り入れやすいフットウェアとして展開する。


2026年秋冬はウインターシューズ5型11SKU、冬の足元を支える機能性を搭載



ファーストシーズンとなる2026年秋冬は、ショートブーツ3型、ロングブーツ、スニーカーの計5型を展開。カラー展開を含め、11SKUをそろえる。


共通して3E相当のワイド設計を採用し、日本人の足型を意識した足入れのゆったり感と履き心地を追求した。さらに、防水設計*、防滑設計、発熱・蓄熱インソールを搭載する。防滑設計ではガラス繊維を配合したアウトソールを採用。ガラス繊維とソールパターンの設計によって、アイスバーンでのグリップ性をサポートするなど、冬の天候に対応する機能を持たせた。

ウインターシューズ全5型にはガラス繊維を配合したアウトソールを採用。ソールパターンにも工夫を施し、冬場のアイスバーンでのグリップ性をサポートする。*完全防水ではない

ラインアップの中心となるのが「MVSP ウインターショートブーツ」。内側のアジャスターファスナーによってスムーズな着脱をサポートする。カラーはブラック×ホワイト、ブラック×ブラック、ベージュ×ブラックの3色で、価格は1万1550円(税込)。

MVSP ウインターショートブーツ 1万1550円(税込)/カラーは左からブラック×ホワイト、ブラック×ブラック、ベージュ×ブラック。サイズは23.0~28.0㎝(1㎝刻み)

「MVSP ウインターショートブーツ HF」は、手を使わずにさっと履けるハンズフリー仕様。シューレース部分にはドローコードを採用し、フィット感を調整しやすくした。カラーはブラック×ブラック、ブラック×ホワイト、ベージュ×ブラックの3色を展開し、価格は1万1990円(税込)。

MVSP ウインターショートブーツ HF 1万1990円(税込)/カラーは左からブラック×ブラック、ブラック×ホワイト、ベージュ×ブラック。サイズは23.0~28.0㎝(1㎝刻み)

「MVSP ウインターラバーショートブーツ」は、防水性や耐久性を考慮し、アッパーの一部分にラバーライク素材を採用。内側にはアジャスターファスナーを備え、着脱のしやすさにも配慮した。ブラック×ブラックの1色展開で、価格は1万2980円(税込)となる。また、同モデルをロング丈にアレンジした「MVSP ウインターラバーロングブーツ」も用意。価格は1万3970円(税込)で展開。ブラック×ブラック、ベージュ×ブラックの2色展開となる。

㊧MVSP ウインターラバーショートブーツ 1万2980円(税込)/カラーはブラック×ブラック。㊥㊨MVSP ウインターラバーロングブーツ 1万3970円(税込)/カラーはブラック×ブラック、ベージュ×ブラック。ともにサイズは23.0~28.0㎝(1㎝刻み)

スニーカータイプでは、より汎用性の高いハンズフリー仕様の「MVSP ウインタースニーカーHF」をラインアップ。ブラック×ホワイト、ブラック×ブラックの2色で、価格は1万1550円(税込)。

MVSP ウインタースニーカーHF 1万1550円(税込)/カラーは左からブラック×ホワイト、ブラック×ブラック。サイズは23.0~28.0㎝(1㎝刻み)

デザインでは、ムーブスポーツの躍動感のあるロゴを大胆に配置したタイプと、さりげなくあしらったタイプを用意。冬の機能性を重視しながら、ブランドらしい存在感も打ち出した。


販売はデサント公式通販「DESCENTE STORE オンライン」をはじめ、シューズチェーン店、スポーツチェーン店などで順次展開する。


「価格を超える商品価値」を追求、受注ではロゴを強調したモデルが好調――シューズ専門店からの引き合いも


価格戦略について同社は、単に価格を抑えるのではなく、「価格を超える商品価値」を追求する考えを示している。手に取りやすい価格帯を意識しながらも、ムーブスポーツがこれまで築いてきたブランドのポジションに見合った商品価値を提供することを重視する。


受注では、ブランドロゴを大きく配したブラックのショートブーツが好調。なかでも「MVSP ウインターショートブーツ」のブラック×ホワイトが最も人気を集め、「MVSP ウインターショートブーツ HF」のブラック×ホワイトもほぼ同水準の受注を獲得したという。


ブラックを基調にロゴを際立たせたデザインがバイヤーから評価されたほか、比較的手頃な価格帯でありながら、ガラス繊維入りの防滑ソールやワイド設計、ハンズフリー仕様といった機能性も支持につながった。


流通面では、スポーツチェーン店に加えてシューズ専門店からの引き合いも多く、ムーブスポーツのフットウェア市場への新規参入に対する関心の高さがうかがえる。シューズ専門店からは、比較的手頃な価格帯でありながら、ガラス繊維入りの防滑ソールやワイド設計、ハンズフリー仕様といった機能性に加え、トップアスリートを起用したプロモーションも評価されている。


一方、スポーツチェーン店では、北海道を含む北日本エリアを中心に受注を獲得。10月から2027年1月にかけて、店頭で重点展開する店舗もあるという。


プロバレーボーラーの石川祐希選手、甲斐優斗選手を起用でフットウェアの認知拡大へ

ムーブスポーツのアドバイザリー契約選手、石川祐希選手(㊧)と甲斐優斗選手(㊨)を起用したビジュアル。アスリートの着用を通じて、ウインターシューズの魅力とブランドの世界観を発信する

販促では、ムーブスポーツとアドバイザリー契約を結ぶプロバレーボーラーの石川祐希選手(ジラート・バンク・アンカラ/トルコ)と甲斐優斗選手(大阪ブルテオン)を起用する。


キービジュアルには石川選手を起用。「MVSP ウインターショートブーツ」のブラック×ホワイトを着用したビジュアルを店頭などで展開する。また、ムーブスポーツのウィンターシューズ購入者を対象に、石川選手のビジュアルを使用したオリジナルクリアファイルを、対象店舗・数量限定でプレゼントする。

石川祐希選手を起用したビジュアル。「MVSP ウインターショートブーツ」のブラック×ホワイトを手にし、ブランドの世界観と商品の魅力を訴求

「MVSP ウインターショートブーツ HF」や「MVSP ウインターラバーショートブーツ」では甲斐選手を起用したビジュアルを展開。アスリートの着用を通じて、商品の機能性やブランドの認知拡大をはかる。

甲斐選手を起用したビジュアル。手にしているのは「MVSP ウインターラバーショートブーツ」のブラック×ブラック

さらに、同ブランドがサプライヤー契約を結ぶチームや選手などへのフットウェア提供も進め、実際のスポーツシーンでの着用機会を広げていく。スポーツシーンでの露出を通じて、ムーブスポーツのフットウェアの認知拡大につなげたい考えだ。


このほか販促では、天気情報アプリ「ウェザーニュース」と連携したタイアップ広告も計画中。その時々の天候に合わせて広告を配信する気候連動型のデジタルPRを活用し、冬の天候変化に応じた需要を捉えながら商品の訴求につなげる。実施期間や対象地域については現在検討を進めている。


2027年春夏はランスタイルやコンフォートタイプを提案、年間展開へ


今回のウインターシューズを皮切りに、ムーブスポーツはフットウェアを年間カテゴリーとして育成していく。


2027年春夏シーズンには、ランスタイルやコンフォートタイプのシューズを投入する計画。運動前後の移動、ジムからの帰り道、通学、休日の外出など、スポーツシーンから日常のさまざまな場面を想定した商品を展開する。


アパレルとシューズを組み合わせたトータルコーディネートの提案を進めながら、スポーツアパレルで培ってきた機能性とデザイン性を足元へ広げる。ムーブスポーツにとって今回のフットウェア参入は、商品カテゴリーの拡張にとどまらず、スポーツを取り巻く「移動」「日常」まで含めたブランドの接点を広げる取り組みとなる。



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