イオン、ジーフットを完全子会社化へ――株式併合で非公開化、靴事業の再建加速
イオンは4月8日、連結子会社のジーフットを株式併合により完全子会社化し、非公開化すると発表した。5月22日開催予定の株主総会で関連議案を諮り、6月25日付での実施を予定している。
現在、イオンはジーフット株式の約61.9%を保有しているが、株式併合により一般株主の保有株式を整理し、完全子会社化する。株式の買い取りは、1株300円を基準とした価格となる見込みだ。
ジーフットは靴小売事業を主力とし、イオングループのショッピングセンターを中心に店舗展開を進めてきたが、実需型消費の縮小や新型コロナウイルスの影響などにより業績が低迷。2019年2月期以降7期連続で最終赤字となり、足元では厳しい経営状況にある。
イオンはこれまで増資などを通じて同社の再建を支援してきたが、今回の完全子会社化により意思決定の迅速化とグループ連携の強化をはかり、事業再生を加速させる。
今後は、イオンリテールとの一体的な売場づくりやグループ各社への商品供給拡大、雑貨と融合した新業態の開発などを進める方針。また、不採算店舗の整理や本部コストの削減など構造改革にも取り組み、収益改善を目指す。
靴事業は衣料部門における重要カテゴリーと位置付けられており、イオンはグループ一体での運営体制を構築することで、ジーフットの再成長と中長期的な企業価値向上につなげる考えである。
なお、同件がイオンの業績に与える影響は軽微としている。
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