日本最大級の皮革および皮革関連資材のトレードショー「第105回東京レザーフェア」（主催：協同組合資材連、共催：東京都、後援：経済産業省・台東区・日本皮革産業連合会、協賛：リネアペッレ）が、5月25日（木）、26日（金）の2日間、東京・浅草の都立産業貿易センター台東館（4～7F）で開催される。

出展するのは、タンナー、皮革製造販売、皮革販売、底材、副資材、刃型、皮革試験、皮革製品団体などの企業および団体。時間は25日（木）が9：00～17：00（最終受付16：30）、26日（金）が9：00～16：30（最終受付16：00）。

【特別企画Ⅰ】（7階）では、2024年春夏に向けた素材と副資材のトレンド提案を行う「東京レザーフェア トレンド・ラボラトリー」のブースを設ける。「ルーツ」をテーマに、市場を活性化するインスピレーションを提示する。今季のトレンドに沿って出展各社の素材を編集・構成する“TLFトレンドセレクション”、出展各社が渾身の1点を展示する“極めのいち素材”コレクションのほか、トレンドセレクション・ガイダンスが25日（木）11：00からと26日（金）13：00から行われる。時間は約15分間。

また、同じ7階では、リネアペッレ・セレクションとして、2023年2月に開催されたリネアペッレ見本市（イタリア）の2024年春夏最新マテリアルが編集展示される。

【特別企画Ⅱ】（8階）は、2024年春夏トレンドセミナーとして、5月25日（木）14：00～15：30にはリネアペッレ トレンドセレクション総責任者のアントネッラ・ベルタニン氏の「Other people’s eyes」をテーマにしたセミナーが、5月26日（金）の14：00～15：30には、ファッションジャーナリストの日置千弓氏による「コレクションシーンから予測する2024レザーファッショントレンド」が行われる。

【特別企画Ⅲ】では、「革コン！革のデザインコンテスト2023」の作品を募集する。クリエイティブ部門（デザイン画）と、プロダクト部門（製作）の2部門があり、それぞれ最優秀賞には賞金20万円他が贈られる。詳細は、公式ホームページ（http://kawalove.com）で紹介している。なお、会場では2022年の入賞作品が展示される。

このほか、毎回好評の会場からのInstagramライブ配信を行う。各社の担当スタッフが、いち推しの素材を手に取りながら、そこに込めた思いや背景のストーリーを語る。

さらに、職人やクリエイターによるワークショップや展示を行う「浅草エーラウンド2023春」（9階）も同時開催。台東区橋場の研修センターに入居している若手による「浅草ものづくり工房」作品展示（6階）や、毎回好評の1デシ（10㎝×10㎝角）の革製コースターのプレゼントも実施される。

また、今回は「実は、革ってサステナブル。」をテーマにした特設ブースを4階に開設し、5月26日（金）11時から8階で革のサステナビリティについて学べるセミナーも開催される。