デサントジャパンが展開する「ルコックスポルティフ」の2023年秋冬の新作ベビーシューズ「LCS シャルル」と「LCS アルル」が、歩き始めの1歳前後の子どもの足に寄り添ったデザイン設計が評価され、子ども達の安全・安心に貢献するデザイン部門で第17回キッズデザイン賞を受賞した。

ルコックスポルティフは、フランス生まれのブランドらしいシンプルで上品なデザインと、スポーツブランドならではの機能性を兼ね備えた子ども靴を展開し、ファーストシューズや、出産祝いの品としても人気を集めている。

メイドインジャパンの丁寧なモノづくりで仕上げたLCS シャルル（税込6490円）とLCS アルル（税込5940円）もその特徴を備えつつ、歩き始めた1歳前後の子どもの未発達な土踏まずを中心に足の内側をサポートする機能を搭載。靴底のヒールの内側を土踏まず部分まで延長した形状にし、さらにヒールカウンターの内側を土踏まずの辺りまで伸ばすことで、子どもの足を内側から支えている。

また、歩き始めの赤ちゃんのよちよち歩きをサポートするため、インソールには表面に5本の指でしっかりと地面をつかんで踏み込むサポートをする段差、裏面に踵からつま先へ体重移動する際の足の曲げをサポートする溝を搭載。靴底は踏み込みと体重移動のサポートに加え、滑りにくさを考慮した形状を取り入れた。

また、履かせやすさも考慮。履き口が大きく開く設計のため子どもが足を出し入れしやすく、面ファスナーに加えてヒールテープもついているため、履かせやすく脱がせやすい設計になっている。サイズは12.0～15.0㎝。

商品は7月から同社公式通販やABCマートで発売中。アカチャンホンポ、アスビーキッズでは9月から順次発売する。

キッズデザイン賞は、多様なステークホルダーとともに子どもの未来が持続的で明るいものであるように、「子どもたちが安全に、そして安心して暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から、子どもや子育てに関わる社会課題解決に取り組む優れた作品を顕彰している。