TSIホールディングスは、「HUF（ハフ）」と「NIKE（ナイキ）」とのスペシャルコラボモデル「HUF × NIKE AIR MAX 1」をリリースした。

両者は2004年、初コラボレーションとして、HUF × Nike Air Max 1を限定リリースした。当時、3つのカラーウェイがサンプル化され、その中から1色のみが製品化されたオリジナルの「HUF × Nike Air Max 1」は、HUF創設者のキース・ハフナゲル氏がデザインし、現在ではブランドのシグネチャーとなった‟HUFグリーン”とグレーのコンビネーションのカラーウェイが一般販売された。

そして、20年前に発売されなかった2つのサンプルカラーウェイは、ブランドと近しい2人がプライベートコレクションとして現在も所有している。

オリジナルのHUF × Nike Air Max 1は、Nikeが新しく型を作り直さなければならないスペシャルなソールが特徴的だった。このスペシャル・エディションは、Air Max 1のアイコニックなマッドガードと、2004年に発売された両ブランドのパートナーシップを象徴するオリジナルモデルからインスパイアされたデザインディテールを継承している。

そこから20年の月日が経ち、HUFとNikeは再び手を組み、当時の未発売カラーを含む3つのカラーウェイ（Green×Gray、Orange×Gray、Pink×Gray）を再びリリースすることになった。オリジナルとして発売されたGreen×Grayはグローバル展開、Orange×Grayは北米限定、そしてPink×Grayは日本限定で展開される。価格は2万1230円（税込）。

今回のスペシャルコラボレーションのリリースは、過去へのオマージュであり、HUFとNikeのパートナーシップ20周年を祝うとともに、キース・ハフナゲル氏と彼のレガシーを讃える意味合いも込められている。

このキャンペーンのヴィジュアルは、20年以上前、オリジナルのサンフランシスコ店のマスコットでもあったキースの愛犬ボーンズとキースのポートレイトからインスパイアされている。

今回発表されたHUF × Nike Air Max 1のキャンペーンでは、キースの愛犬ボーンズの視点からブランドが歩んできた時代と、一般には滅多に見ることのできないキースの側面に光の焦点を当てている。ブランド初期から長年ブランドとともに歩んできた、HUFの現CCO（チーフ・クリエイティブ・オフィサー）であり、キース・ハフナゲル氏の長年の友人でもあるハニ・エル・カティブ氏により企画構成されている。

2002年、プロスケートボーダーのキース・ハフナゲル氏によって設立されたHUF Worldwideは、スケートボーディングとストリートカルチャーのスピリットを取り入れたプレミアムアパレルブランドであり、今では世界的に最もリスペクトされるパイオニア的なライフスタイルブランドの1つへと成長を遂げてきた。そしてアーティスト、デザイナー、フォトグラファー、ミュージシャンといった型破りなテイストメーカー達とのコラボレーションを展開し、多彩なスケートボーダーやアンバサダー達のホーム的存在になっている。アメリカ、日本を中心に世界各国で展開中。