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2024年03月29日

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ミズノ、20年3月期は暖冬でのウェア不振、新型コロナウイルスによる店頭販売減響き減収減益に

カテゴリー別のシューズ関連トピックスとしては、陸上・ランニングでは、今年の箱根駅伝で区間賞を獲得した陸上シューズを開発中。ランニングシューズのウエーブスカイは、米ランナーズワールド誌でレコメンデッド賞を受賞した。また、個人の走り心地に着目したシューズ選択システム「コンパスファインダー」の運用を開始している。サッカーではFCポルトの中島翔哉選手とブランドアンバサダー契約を締結。スパイクのモレリアは発売35周年を迎えた。また、昨年開催のラグビーW杯では全出場選手のシューズ着用シェアで約30%を獲得(同社調べ)した。


ハンドボールでは2019女子ハンドボール世界選手権でのシューズシェア約50%を獲得(同社調べ)。テニスでは、男子ダブルスでシューズ・ウェア契約を結んでいるファン・セバスチャン・キャバル選手、ロバート・ファラ選手がATPランキング1位を獲得。野球では、高校野球で今年3月から解禁となった白スパイクを開発。


プロテクティブスニーカーやナースシューズを展開しているワークビジネスの売上げは前年対比36%増。ウォーキングシューズはマドラスとのコラボレーション、青山商事とのビジネスシューズ共同開発で新規顧客基盤を獲得。スポーツスタイルシューズは、KAZOKUプロジェクトの展開を継続している。


また、未来に向けた研究開発では、22年度完成予定の新研究開発拠点を設立するほか、ランニングシューズなどに搭載しているミズノウエーブの技術を応用して、「空飛ぶクルマ」の乗員用座席の共同開発も進めている。


なお、今期(21年3月期)連結業績予想は、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大の影響を精査中としており、現時点での合理的な算定が困難であることから未定としている。


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