2022年2月1日 企業 ミズノ、退社した110mハードルの金井大旺氏とブランドアンバサダー契約――陸上競技の普及活動を支援 金井大旺氏 2021年に競技生活を終えた110mハードル日本代表の金井大旺氏(ミズノトラッククラブ所属)が、1月31日付でミズノを退社した。 金井氏は歯科医を目指して日本歯科大学生命歯学部で勉学に励みながら、「これまで陸上競技で培った知識、技術を子どもたちに伝えることで、少しでも陸上競技の普及活動につながる活動がしたい」という意志を持っていることから、ミズノは同社が管理・運営する東京都内のスポーツ施設等で定期的に陸上教室を行う。 同社は2月1日から金井氏とブランドアンバサダー契約を締結し、マネジメントサポートも行い、金井氏の活動を支援していくとともに、陸上競技の発展と普及に貢献していく。 金井氏は「ミズノトラッククラブの最高のサポートのもと、競技ができたことを改めて感謝する。前日本記録保持者の谷川聡さんや内藤真人さん、その他数々の110mハードルの選手が在籍され、以前から110mハードル=ミズノというイメージがあった。そのミズノの一員として活動できたことは誇り。今後は競技普及や指導、育成にも携わり、自身の経験を伝えていけたらと思っている」とコメントしている。 ミズノは、1950年代からスポーツ施設の設計・施工を行ってきており、現在ではスポーツ施設の運営にも携わり、全国で176契約、約1112施設を運営している。