2023年12月18日 企業 住友ゴム工業、兵庫県丹波市に「テニス科学センター」を開設 スイングマシンによるテストの様子 住友ゴム工業は、兵庫県丹波市にテニスラケットやボールを解析・評価する「テニス科学センター」を開設した。 スイングマシンによるテストのほか、アマチュアからトッププロまでさまざまな人のヒューマンテストを行い、「打ちやすさ」「コントロールのしやすさ」など総合的に測定、解析、評価を行う施設で、その結果を開発部門にフィードバックし、テニスラケットやテニスボールの商品開発に活かす。このほか、同社と用品使用契約を結んでいる選手のフィッティングなども行っていく。なお、2024年1月13日発売予定のダンロップテニスラケット「CX」シリーズの開発は、この施設を活用し商品化に至った。 同センターは、兵庫県丹波市にある同社のゴルフボールを製造する市島工場や、ゴルフクラブ・ボールを解析評価するゴルフ科学センターに隣接しており、ゴルフギア開発のために蓄積された科学データをテニスギア開発にも活かすことで、よりよい商品づくりを進めていく。 ■「スポーツ総合開発センター テニス科学センター」=兵庫県丹波市市島町梶原5▽敷地面積=900㎡(テニスコート:デコターフ1面)▽業務内容=テニス用品の計測・テストによる製品開発▽稼働開始=2023年10月