2つのバックルを配したサンダルが定番になっている

ボードライダーズジャパンは、4月からスペインのシューズブランド「GENUINS（ジェニュインズ）」の本格展開をスタートさせ、同社直営店やファッションアカウント、スポーツ流通などで販売拡大を目指す。

ジェニュインズは、スペイン・バレンシア州エルチェで1940年に創業した靴メーカー、GNS FACTORYが2014年に立ち上げたブランド。同社の4世代目で、共同創設者兼CEOのホセ キラント氏とアスン キラント氏が、アナトミカルソールを備えたコルクサンダルを開発して始まった。

製品は、100％スペインの材料を使用し、素材や生産背景に配慮して自社工場で製造。LWG（レザーワーキンググループ）ゴールド認定のレザーやリサイクル可能な素材、PETAヴィーガン認証を取得した合成素材を使用するなど、サステナブルなサンダルを手掛けている。さらに生産工場にソーラーパネルを備え、太陽光発電による電力を使用。安全で健康的な労働環境やアマゾン熱帯雨林の保全活動も行い、生産工程からパッケージに至るまで、地球への負荷を最小限に抑えることを目指している。

ボードライダーズジャパンはジェニュインズの正規代理店となり、2024年にプレローンチ。2025年春夏からの本格展開にあたっては、2本のバックルストラップを配した定番の「HAWAII（ハワイ）」を、メンズ、ウィメンズでさまざまな素材、カラーで展開するほか、メンズにはトングサンダルもラインアップ。ウィメンズにはパステル調やベロアタッチのスエードを使用したHAWAIIのほか、シャイニーなカラー使いに六角形のバックルを付けた「GALIA（ガリア）」や、高さ3.5㎝のプラットフォームサンダル「CRISTI（クリスティ）」などを揃える。価格は1万1000円（税込）から1万7600円（税込）。

ユニセックスサイズで展開するモデルには、本革使用のアッパーに天然コルクのフットベッドを装着したクロッグサンダル「RIVA（リバ）」や、ローファーデザインを取り入れたミュール「LOIS（ロイス）」も用意している。価格はともに1万4300円（税込）。

また、同じユニセックスサイズで展開する全面EVA素材のサンダルは、発売中の「MALLORCA（マヨルカ）」（税込6380円）の新色を6月下旬から発売する予定。