【ムーンスター「SLOW FACTORY」】2026年春夏は佐賀産和牛革を採用した新モデルが登場――同郷の2ブランドが創る新しい価値を提案

1956年から革靴生産を担ってきた佐賀の自社工場で、ゆっくりと時間をかけ丁寧につくられているムーンスターの「SLOW FACTORY(スロウファクトリー)」。履き心地のよさと丁寧なものづくりが支持を集め、日常に寄り添うブランドとして存在感を高めてきた。2026年春夏は、生産工場のある“佐賀”に焦点をあてて、地域素材との連携を打ち出し、ブランドの世界観をさらに深化させる。
直営・セレクトショップを軸に着実に支持を広げる
スロウファクトリーは現在、直営ECや直営店、セレクトショップを中心に展開している。主な購買層は30〜50代のライフスタイル感度の高い男女で、普段の幅広いシーンに寄り添う“日常靴”として親しまれている。リピーターの比率も高く、複数回購入やSNSでの前向きな声が寄せられているという。取引先からも品質の安定感や丁寧な生産姿勢について評価されており、着実に支持の輪を広げている。
佐賀の自社工場が支える製法と履き心地

ブランドの核となるのは、佐賀の自社工場で培われてきた製法と技術。甲部分を縫い上げるステッチダウン製法は高い屈曲性を生みつつ、靴内にゆったりとした空間をつくる事で、履き始めから足になじむ。縫製がもたらす素朴な風合いもこのブランドらしさのひとつである。
つり込んだ後部は踵をしっかりホールドするのに加え、国内でも限られた工場でしか行えないダイレクト・ウレタン・ソーリング製法で仕上げることで底剥がれしにくく、足馴染みの良さを実現した。またソールは、ムーンスターが独自に開発したクッション性が高く劣化しにくいベステックソールを採用するなど、独自の技術を結集したプレミアムな革靴と提案している。
2026年春夏は佐賀県産牛革をアッパーに採用した「ミズヒキ」を提案――デザインモチーフは縁起の良い「水引」

佐賀県産和牛革をアッパーに採用した「ミズヒキ」
2026年春夏シーズンの取り組みとして打ち出すのが、佐賀県産和牛革をアッパーに採用した新モデル「ミズヒキ」。佐賀で丁寧に生産されているスロウファクトリーと、手間を掛けて大事に育てられる佐賀県産和牛。同じ土地で育つ2つのブランドで新しい価値を創造する。
デザインは、贈答品や封筒を装飾に使われる伝統的な飾り紐である「水引」をモチーフにしたオリジナル仕様。縁起の良い意味合いをさりげなく取り入れながら、日常に取り入れやすいバランスにまとめている。カラーはダークブラウン、ブラック、ネイビーの3色展開、サイズは22.0~25.5㎝(ハーフサイズあり)。価格は2万7500円(税込)。

ミズヒキ 2万7500円(税込)/2026年春夏注目アイテム。カラーは(左から)ダークブラウン、ブラック、ネイビー
販促面では、従来の“クラフト感”を前面に押し出す表現から転換し、今シーズンは「ゆっくりと、ここちよく。」をテーマに設定。販売が好調な売り場や顧客傾向を踏まえ、同テーマが醸し出す空気感やライフスタイルを想起させ、家まで持ち帰りたくなるようなビジュアル表現を意識した。
キービジュアルには、クラフトシューズを好む層との親和性を意識し、森田菜月さん(https://www.instagram.com/onsenatsuki/)、河津憲二朗さん(https://www.instagram.com/pelicansan_/)を起用。店頭販促物やSNSを通じて、ブランドの世界観をより生活者目線で訴求していく。

モデルに森田菜月さんを起用した今シーズンのキービジュアル




