「第53回ベストドレッサー賞」を受賞した㊧から田中里沙さん、MEGUMIさん、津田健次郎さん、Perfume（かしゆかさん、あ～ちゃんさん、のっちさん）、高橋英樹さん、富樫勇樹さん、宅見将典さん

「第53回ベストドレッサー賞」の発表・授賞式が11月27日（水）、セルリアンタワー 東急ホテルで行われた。今回受賞したのは、学術・文化部門で学校法人先端教育機構事業構想大学院大学学長の田中里沙さん、芸能部門で声優・俳優の津田健次郎さん、同音楽ユニットのPerfumeの3人、同俳優・実業家のMEGUMIさん、スポーツ部門でプロバスケットボール選手の富樫勇樹さん、インターナショナル部門では作曲家で第65回グラミー賞受賞アーティストの宅見将典さん、特別賞に俳優の高橋英樹さんの9人。

発表は、主催者の日本メンズファッション協会（MFU）八木原保理事長の挨拶で始まり、加藤明良経済産業大臣政務官の来賓挨拶のあと、チャリティ目録が八木橋理事長から、あしなが育英会村田治会長代行に贈呈された。

黒のドレス姿で登場したMEGUMIさんは、5月に開催されたカンヌ国際映画祭でイベント“JAPAN NIGHT”をプロデュースするなど「忙しかったが充実した１年だった」と今年を振り返るとともに、美容関係の書籍の上梓については、「美容はオタク。ただスキンケアは１分半で済ます。大事なのは続けていくこと」と、その秘訣を披露した。

活動25周年を迎えても、「どんどん仲良くなってきている」というPerfumeの3人は、Perfume Closet（パフューム クローゼット）というアパレルラインも展開。「アイコンとしての衣装を認めてもらえて嬉しい」と受賞の言葉を述べた。

また、「この年齢（80歳）までおしゃれができたことに感謝する」と話す高橋英樹さんは、「外に出る時は、清潔できちんとした格好を心掛けている」とおしゃれのポイントを語った。

ベストドレッサー賞授賞式の後に行われた、太陽のように明るく、笑顔の人に贈られる「スマイル太陽賞」は、MUGUMIさんが受賞した。

ベストドレッサー賞は、政治、経済、学術、文化、芸能、スポーツなど、各分野で時代をリードする人に贈られる賞で、今年度もジャーナリストやMFU会員などのアンケート結果をもとに、MFU選考委員会が最終の推薦を行い、ファッションセンスは当然のこと、ユニークかつ個性的な人、ライフスタイル全体におしゃれの漂う人など、幅広い観点から選出された。