㊧2020年7月発表の「ザ ミズノエナジー」と㊨「ザ ミズノエナジー ウルトラ ライト」
ミズノは、高反発ソール素材「MIZUNO ENERZY CORE(ミズノエナジーコア)」を日常生活向けにシューズに初めて搭載した「THE MIZUNO ENERZY ULTRA LIGHT(ザ ミズノエナジー ウルトラ ライト)」を、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」で、7月1日10時に予約受注を開始した。商品の発送は2023年2月末を予定。価格は1万2100円(税込)で、早期購入割引もある。
今回、予約を開始したシューズは、2020年7月に発表した高反発ソール素材ミズノエナジーのコンセプトモデル「THE MIZUNO ENERZY(ザ ミズノエナジー)」を日常生活向けにリメイドしたもの。家の周りを散歩する、通勤時に少し長めに歩いてみるなど、ちょっとした運動を日常生活に取り入れたい人や、さらにアクティブに活動したいというマインドをもった30~40代の男女をターゲットに開発された。
ミッドソール、アウトソールのメイン素材には、柔らかさによって蓄積した接地時のエネルギーを、ロスを少なく反発させるミズノ独自のミズノエナジーを使用。またソール踵部から中足部の内部には、ミズノエナジーの中でも最も柔らかさと反発性を高めたミズノエナジーコアを使用することで、心地よいクッション性と反発性を感じられるソールを実現した。
アッパーは、エリート選手向けランニングシューズにも採用されている、軽量なニット生地をベースに設計。足にふれる内側の段差も最小限に抑えた設計にすることで、スムーズな足入れを実現。ニット部位ごとに伸縮性をコントロールし着脱がしやすくソフトな履き心地を提供する。軽さも約180g(27.0cm片方)と軽量のため、付属の専用シューズ袋に入れてコンパクトに持ち運ぶことが可能になっている。
ザ ミズノエナジー ウルトラ ライトは、マクアケが展開する、企業の中の研究開発技術を活かした製品プロデュース支援事業「Makuake Incubation Studio」のサポートを受け、有志社員による社内スタートアッププロジェクトとして開発された。
ミズノは歩くこと、走ること、体を動かす全てのスポーツには、人生を豊かにする力があるという思いをもってこれまで100年以上にわたり、スポーツで何かに挑戦する人たちをサポートするためのスポーツ用品を作り続けてきた。
その中で2020年に誕生したミズノエナジーを、アスリート向けだけではなく、一般生活者の日常生活向けに応用したらきっとおもしろい商品ができる、そんなシンプルなアイデアから社内スタートアッププロジェクトが始まった。
素材開発の専門チームが発起人となり、シューズづくり、バッグづくり、一般生活用品のマーケティングチームなど、さまざまなスペシャリストが参画し開発。日常生活における心地よいクッション性と反発性、そしてその体感をどこにでも持ち運ぶことができる軽量性と携行性で、人々の生活をより楽しくすることに貢献できると考えている。