
DeltaProEXPV3(ネイビーホワイト)。ソール(㊨)は上からPEBAフォーム、フォーク型のカーボンプレート、PEBAフォーム、1.5㎜のCPUラバーの4層構造
デサントジャパンは、「デサント」ブランドから、韓国・釜山にあるスポーツシューズ研究開発拠点「DISC(DESCENTE INNOVATION STUDIO COMPLEX) BUSAN(ディスクプサン)」で開発された限界に挑むトップランナー向けのランニングシューズ「DELTAPRO EXP V3(デルタプロ イーエックスピー ブイスリー)」を1月14日から発売。同日、メディア向け商品説明会をDESCENTE TOKYO(東京・渋谷区)で開催した。
同ブランドは、スキー・ゴルフ・トライアスロンの3つをコアスポーツとして設定し、競技カテゴリーの強化に取り組んでいる。トライアスロンの種目の1つでもある「ラン=走ること」は、全てのスポーツの原点であり、ディスクプサンでは設立当初から「1秒でも速く走る」ことに向き合い、開発を続けてきた。
今回発売したDELTAPRO EXP V3は、同拠点での継続的な検証を通じて、ランナーの推進力を最大限に引き出すことを目的に磨き上げられた、World Athletics(WA)のルールに準拠した大会で着用可能なランニングシューズになっている。
同モデルの最大の特徴は、前足部にかけて4本に分かれるフォーク型のカーボンプレートを搭載した点。前足部にかけて4本に分かれたフォーク型カーボンプレートを採用することで、どの位置で着地しても反発力と推進力を得やすい構造を採用。前足部は人差し指部分のプレートの面積を広く確保することで、蹴り出し時に一番圧がかかるポイントへ効率的に力が伝わりやすくした。後足部から中足部にかけては、着地時のブレを抑える構造とすることで、安定した走りをサポートする。
ミッドソールには軽量で反発性に優れたPEBAフォームを上下2層構造で設置し、カーボンプレートと組み合わせることで、踏み込んだ力を効率よく前へ返すエネルギーリターンが引き出される。また、着地から蹴り出しまで速く行えるロッカー構造を採用した。アウトソールには1.5㎜の薄型CPUラバーを使用し、耐久性を保ちながら軽量化を実現した。
アッパーには通気性と軽量性に優れたエンジニアードメッシュを用い、踵周りのパッドによってフィット感と安定性を高めている。カラーはベージュホワイト、ネイビーホワイト、パープルの3色展開、サイズは23.0~29.0㎝。価格は2万9700円(税込)。
同モデルは2025年11月に開催した「JTBC SEOUL MARATHON」で、ケニア人選手のLittle Nick Kitundu選手が着用。公式記録2時間5分32秒で優勝を飾り、自己ベストを12分15秒も更新する快走となった。同選手はDELTAPRO EXP V3について「高い反発性と安定的なクッショニングが特徴で、そのおかげでレースの全区間でコンディションを維持しながら個人記録を大幅に短縮することができた」とコメントしている。