SlowFast、サイズアウトした子ども靴の寄付ボックスをクトゥーン錦糸町店に設置

子ども靴レンタルのサブスクリプションサービス「kutoon(クトゥーン)」を運営するSlowFast(東京都墨田区、谷口昌優代表社員)は、まだ履けるにも関わらずサイズアウト後に処分される子ども靴のリユースを目的とした「子ども靴の寄付ボックス」を錦糸町店舗に設置した。この取り組みによりクトゥーンは、廃棄処分の少ない持続可能な社会を実現する。
今回設置した寄付ボックスは、非対面で寄付することができ、一度履いた靴を他人にあげるのは忍びないという意見も多いため、誰が寄付したかわからない仕様となっている。さらに時間を気にせず寄付できる点も魅力となっている。
寄付された靴は、同社でクリーニングを実施後、クトゥーンのレンタルサービスを通じて次の子ども達につなげる。
今回の寄付ボックス構想は、21年1月に都内商業施設にてクトゥーンポップアップイベントを開催した際に、「サイズアウトした靴の寄付はできないか」という声が寄せられたことがきっかけとなった。イベント後半で、靴の寄付を受け付けている案内を開始したところ、3日で約30足が集まった。ヒアリングの結果、捨てるのはもったいないがフリマサイトで販売するのも面倒なため、次の子に繋げられるなら寄付したいというニーズが高いことがわかったという。
現行の寄付受付は店舗への持込のみだったが、新たに寄付ボックスを設置することでより気軽に寄付をしやすい環境を構築した。 今後は、店舗、商店街、オフィスビルや行政機関など日本全国に寄付ボックスの設置を目指し、22年度内に10拠点での導入を予定している。
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