エントランスは、KEEN創業者のRory Fuerst（ローリー・ファースト）氏がこだわったペンキ塗りのKEENロゴが引き立つ木扉をリユース㊧、ガレージ＆ファクトリーがコンセプトのKEEN GARAGE HARAJUKUの中心には、実際にタイ工場のシューズ製造ラインで使用していたコンベヤを店頭ディスプレイ什器に再利用。壁面のモスウォールや植物がボタニカルな空間も演出㊥㊨

2023年に誕生20周年を迎えた米国オレゴン州ポートランド発のアウトドア・フットウェアブランド「KEEN（キーン）」を展開するキーン・ジャパンは4月28日（金）、東京・原宿と渋谷をつなぐ明治通り沿いに「KEEN GARAGE HARAJUKU（キーン ガラージ ハラジュク）」をグランドオープンする。なお、2012年6月から原宿・キャットストリートで営業していた「KEEN GARAGE HARAJUKU」は、4月16日（日）で営業を終了している。

今回は、ストリートカルチャーの聖地である原宿と、東京を象徴し、渋谷カルチャーともいうべき独自のカルチャーを世界に発信する渋谷をクロスオーバーする明治通りにグランドオープンする。ブランドの世界観を具現化する「KEEN GARAGE HARAJUKU」のコンセプトは、ガレージ＆ファクトリー。

エントランスには、旧店舗で使用していたペンキ塗りのKEENロゴが引き立つ木扉をリユース。店内の中心には、実際にタイ工場のシューズ製造ラインで使用していたコンベヤを店頭ディスプレイ什器に再利用し、サンプルなどのシューズを天井ディスプレイに取り入れるなど、KEEN US本社のカーペンターズによるクラフトマンシップが満載。一方で、店内はモスウォールや植物に囲まれ、ボタニカルな空間も演出する。

店内には、まだ履けるのにクローゼットで眠っているKEENシューズを回収する「シューズドネーションボックス」を常設し、シューズを必要としている人をサポートするNPO団体に寄付。また、気候変動やダイバーシティなどのコミュニティの中心となるような様々なワークショップやイベントも実施予定。

そして、KEEN誕生20周年とKEEN GARAGE HARAJUKUグランドオープンを記念し、チャリティを目的とした創業モデルである水陸両用サンダル「NEWPORT（ニューポート）」を用意。国内では、同店舗のみでの展開で、バケッタフルベジタブルのタンニングレザー、スペシャル仕様のメタルバンジーコードには“20”のディテールをさりげなく取り入れている。サイズは26.0～29.0㎝（1㎝刻み）で、価格は2万円（税込）。

同モデルは、チャリティ販売し、税抜本体価格すべてを寄付する。寄付先は、KEEN の社会貢献・環境保護活動「KEEN EFFECT（キーン・エフェクト）」パートナー5団体から、自分が支援したい団体を寄付先として選択できる。また、4月28日（金）から30日（日）には、KEEN & NEWPORTの博物館をコンセプトとする「KEEN Gallery（キーンギャラリー）」を、KEEN GARAGE HARAJUKUから徒歩1分のギャラリースペース「THE PLUG」で、開催する。

KEENとNEWPORTの歴史を稀少なアーカイブコレクションとともに、そして10代の人々に花を通しての自己表現や様々なことを感じられる場づくりを提案する「花あそぶ」主宰の一般社団法人花いけジャパンプロジェクト代表理事の日向雄一郎氏による、NEWPORTと草花の斬新な融合したフラワーアレンジメントのインスタレーションを展示。

また、KEENが展開するブランドキャンペーン「LIFE IS KEEN」について、来場者が自由なメッセージや情報交換ができる参加型メッセージボードや、KEEN GARAGE HARAJUKUで1万1000円以上（税込）の購入者にプレゼントする2wayトートバッグ（非売品）に、オリジナルスタンプでカスタマイズできるスタンプワークショップを実施。NEWPORT や草木、アルファベット等のスタンプは、自身の持ち込みアイテムのカスタマイズもできる。

■「KEEN GARAGE HARAJUKU」＝東京都渋谷区神宮前6-12-17 ダイヤモンドビル 1F、TEL:03-5466-7350▽営業時間＝11:00～20:00▽売り場面積＝40.78坪