キーン・ジャパン、「キーン」が長野県小諸市との連携協定を締結――“持続的で再生可能な観光地域づくり”の実現に向けた取り組みを開始

キーン・ジャパンが展開するアウトドア・フットウェアブランド「KEEN(キーン)」は、長野県小諸市との連携協定を5月29日に締結した。
同協定は、浅間連峰をはじめとする小諸市の豊かな自然環境の保護・保全を基盤とし、“持続的で再生可能な観光地域づくり”の実現を目的としたもの。キーンは「企業版ふるさと納税」を通じて小諸市へ寄付を行い、寄付金を活用した環境保全および観光振興に関する事業を展開する。
小諸市の自然は、市民および観光客にとって重要な地域資源となっている。浅間山麓・黒斑山エリアは、首都圏からのアクセスの良さと雄大な火山景観により、年間数万人規模の登山者が訪れる浅間山麓地域を代表するトレッキングフィールド。また、高峰高原ビジターセンターには年間約2万人が来訪し、広域から多くの利用を受け入れている。
一方で、登山利用者の増加にともない、登山道の侵食や植生への影響、安全性維持などの課題が顕在化しており、自然環境の保全と適切な利用の両立が求められている。
この取り組みでは、キーンが有する環境保護の知見やブランド発信力と、小諸市の豊かな自然を融合し、浅間山、高峰高原、水資源などの地域資源の保全と活用を推進。その魅力を広く発信することで交流人口の拡大をはかり、「自然を守ることが、より質の高い観光体験を生む」という持続可能なサイクルの構築を目指す。また、「サステナブルな自然環境維持(壊さない)」と「リジェネラティブな自然再生(より良くする)」の両立を掲げ、単に自然を維持・保全するだけでなく、市民や観光客が自然保護や再生に主体的に関わることで、地域資源を“より良い状態へ育てていく” 再生型観光の実現を目指す。
KEENは企業理念の実践に加え、地域との新たな共創を推進するとともに、ブランド発信力やネットワークを活用した小諸市の魅力発信、地域活性化にも貢献する。
主な取り組みとしては、小諸市および浅間高峰観光協議会と連携し、浅間山麓エリア・黒斑山登山道周辺において、自然環境の保全および安全性の向上を目的とした登山道整備を実施。同プロジェクトを通じてキーンは、環境教育プログラムの実施、市民参加型保全活動の推進、持続可能な観光地域づくり、ならびにアウトドアフィールドとしての価値向上へと展開し、浅間山麓エリアの自然資源の次世代への継承を目指す。
また、水(水源)関連事業にも取り組む。「小諸の水魅力発信プロジェクト」と連携し、水源ツアーへの参画および「小諸の水」のプロモーションを実施。あわせて、日本酒「浅間嶽」など地域資源の紹介を通じ、水資源および地域文化の発信を行う。また、環境汚染問題等を専門とする講師を招いた講演会の実施を含め、環境課題に関する理解促進の機会創出を推進する。
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