現在、靴の専門学校「エスペランサ靴学院」の2023年度第49期生の第2次募集を行っている同学院は、それに併せて受講検討者が靴づくりの工程を体験できる講座を2023年1〜2月に5種類用意している。

「靴づくりの技術を学ぶのってどんなことをするんだろう」「自分にできそうかどうか全然イメージつかない」といった人にとっては、実際に体験することができる良い機会になる。

①「靴づくり体験講座～プレーンパンプス編」

「靴づくりの技術を学んでみたい」という人向けの体験講座。プレーンパンプスを自分の足のサイズで1足つくる。今回は、型紙を作って革を裁断するところから始め、吊り込み、底付、仕上げまでの工程を体験できる（ミシンを使っての縫製作業は行わない）。革の色は5色ほどから選ぶことができる。エスペランサ靴学院への2023年度入学検討者には、特にお勧め。

■講師＝大山一哲氏（エスペランサ靴学院学院長）
■日程＝2月4日、18日の土曜日の全2回、各13:00〜17:00
■定員＝6人
■必要なもの＝エプロン
■受講料＝2万7500円（材料費・消費税込）

②「靴づくり体験講座～レザースニーカー編」

「靴づくりの技術を学んでみたい」という人向けの体験講座。レザースニーカーを自分の足のサイズで1足つくる。革の裁断から始まり、ミシンを使っての縫製、吊り込み、底付、仕上げまでの工程を一通り体験することができる。革の色は白・黒・ヌメの3種類から選べる。デザインは1パターン。エスペランサ靴学院への2023年度入学を検討している人には、特にお勧め。

■講師＝福井真実人氏（NPO法人シューネクスト）
■日程＝1月23日、30日、2月6日、13日、20日の毎週月曜日全5回、各19:00〜21:00
■定員＝6人
■必要なもの＝エプロン
■受講料＝2万7500円（材料費・消費税込）

③「靴リペア講座～インソール編」

使い捨てではなく「好きないいものを長く使いたい」という人や、「好きな靴のメンテナンスを自分でもやってみたい」という人のために、エスペランサ靴学院で実施している「リペア」の授業の一部を公開講座として実施する。今回は「インソール編」として、長く履いていて擦れたり穴があいたり、またクッションがつぶれたりと、劣化しているインソールのリペア方法を、実際に各自で作業をしながら学ぶ。

■講師＝小林健志氏（靴商店インターナショナル）
■日程＝2月7日火曜日の19:00〜21:00（全1回）
■定員＝10人
■必要なもの＝エプロン、靴（インソールが取り外しできるタイプの靴）
■受講料＝3300円（材料費・消費税込）

④「靴リペア講座～かかと交換編」

使い捨てではなく「好きないいものを長く使いたい」という方や、好きな靴のメンテナンスを自分でもやってみたいという人のために、エスペランサ靴学院で実施している「リペア」の授業の一部を公開講座として実施する。今回は「かかと交換編」として、すり減ったかかとを自分で交換する。プラスチックではなく、革の積み上げタイプのかかと交換を行うので、原則として革靴で紳士靴のみとなる。

■講師＝小林健志氏（靴商店インターナショナル）
■日程＝2月14日火曜日の全1回、19:00〜21:00
■定員＝5人
■必要な物＝エプロン、かかと交換したい靴（革の紳士靴のみ）
■受講料＝4620円（材料費・消費税込）

⑤「パティーヌ（革の染色）体験講座」

ヌメ革に色を付けて染色する「パティーヌ」の技術を体験できるワークショップ。いくつかの染料を混ぜながら、革の風合いを活かした味のある表情に変えることができる。今回は、コインケースに染色をして、それぞれオリジナルのカラーに仕上げる。

■講師＝田中洋氏(Leather Arts Jonny)
■日程
①1月28日土曜日の全1回、11:00〜12:00
②1月28日土曜日の全1回、13:00〜14:00
③1月28日土曜日の全1回、14:30〜15:30
■定員＝各5人
■必要なもの＝エプロン
■受講料＝2000円（材料費・消費税込）

■各講座の申込み＝すべてhttps://shoeschool.jp/contact/taiken/から。送信後、担当者から確認の連絡がある。