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2024年03月19日

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電通、「メタバースに関する意識調査2022」を実施――「メタバース」認知は70%を超え前年比約4倍、課金サービス年間総利用額も約3倍に

電通は、グループ横断でXRテクノロジー(VRやARを始めとするテクノロジー)に関するプロジェクトを推進する「XRX STUDIO」を調査主体として、全国の15~59歳の計2000人を対象に、「メタバースに関する意識調査2022」を2022年8月30日~9月2日)に実施し、12月22日に公表した。この調査は2021年11月に続く2回目となる。この調査では、回答者をZ世代(15~26歳)、ミレニアル世代(27~39歳)、40~50代に分けて分析している。


「メタバース」という言葉を「どのようなものか知っている」「見聞きしたことがある」と回答したのは、3世代全体で71.0%、前年の18.6%から約4倍の大幅な増加となった。前年はZ世代やミレニアル世代も20%台だったが、前年14%だった40~50代もほぼ同等に上昇した。男女別では、男性の認知度が高い傾向が出ている。


メタバース上における課金サービスの年間利用者数は、前年比1.4~1.7倍に増加。1人当たりの年間利用額(平均)も前年比1.6~2.2倍に増加し、課金サービスの年間総利用額は前年比約3倍となった。特にZ世代の男性は利用者数の増加が大きく、「アバターやアバターアイテムの購入」は54.5%、前年比2.4倍となり、その他の項目も前年比1.5~2.3倍に増加した。


また、Z世代の女性は、メタバース上で自由にクリエイティビティを発揮できることへの関心が高く、メタバースを体験したことがある人は、流行に敏感で自ら情報収集を行い判断するアーリーアダプターの特徴を示す項目が高い。


さらに、メタバースを体験したことがあるZ世代は、「アバターの作成・カスタマイズ」や「仮想空間上でのユーザー同士のコミュニケーション」等のスコアが高く、自己プロデュースや他者とのコミュニケーションへの関心が高い。一方、40~50代は「仮想空間上に再現された街やスポットの散策」や「自分に似せたアバターの作成」等のスコアが高く、リアルを再現して楽しむことへの関心が高いという結果が出た。


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