ハンズフリーシューズ「スケッチャーズ スリップ・インズ」が大ヒットしているスケッチャーズジャパンのデイビッド. K.トダ日本法人代表に聞く

スリップ・インズの履き心地の良さを実感してもらう場としての卸先の靴売り場や直営&FC店の広がりが成長を後押し
■卸販売、直営&FC店、ECビジネスについて
流通先では、2022年秋からスタートした初のブランド公式通販サイト(skechers.jp)も順調ですが、すべての販路が伸びており、なかでも卸販売が一番成長しています。現在、スケッチャーズショップは、直営店の旗艦店が20店、アウトレットが13店あり、フランチャイズ(FC)店24店を含めると合計で57店舗を展開しており、順調に推移しています。
2024年秋に原宿店をスリップ・インズ専門店にしたのは、スリップ・インズを発信するのに最適な場所だと考えたからで、改装後は売上げがかなり伸びました。スリップ・インズ専門店を増やしていくかどうかは、現在検討しているところです。
今後も、スケッチャーズショップについては良い場所があれば出店していく方向で考えており、大都市の中心部にはフラッグシップショップを構え、郊外のファミリー層の多い場所にも出店していこうと考えています。
先ほども述べたように、スケッチャーズで自信があるのは履き心地の良さです。デモンストレーションする場としての売り場は重要で、実際に足を入れると買上げ比率が高まります。直営&FC店は、さまざまな種類のシューズを見ていただける観点からも、重要視しています。
パフォーマンス市場にも注力。急成長する新スポーツ「ピックルボール」では市場をリード、日本ピックルボール協会と公式フットウェアサプライヤー契約結ぶ
■競技種目での展開や注目のピックルボールとの取り組みは
本国アメリカでは、バスケットボール、マラソン、ゴルフ、ピックルボールなど、パフォーマンスシューズにも注力しています。バスケットボールではNBAのJOEL EMBIID(ジョエル・エンビード)選手やWNBAのRIKEA JACKSON(リケア・ジャクソン)選手、サッカーではイングランド代表のHARRY KANE(ハリー・ケイン)選手らとアンバサダー契約しており、ゴルフやピックルボール等でも著名な選手と契約しています。また、ベースボールスパイクは発売していませんが、MLBロサンジェルス・ドジャースのクレイトン・カーショー投手はスケッチャーズの別注モデルを履いてプレーしています。
注目されるピックルボールについては、2025年に日本ピックルボール協会とオフィシャルフットウェアサプライヤー契約を結びました。今年2月には三重県の津で開催された国際大会の冠スポンサーになり、「Skechers PWR MASTERS700 TOURNAMENT JAPAN」を開催しました。
日本はテニス人口が多いので、ピックルボールも将来期待できるスポーツといえるでしょう。ピックルボールはテニスに比べてコートが小さく、運動量も少ないので、初心者でもゲームになることが特徴のスポーツです。テニスコート1面分でピックルボールのコートを2~3面つくれるほどコートも小さいので、運営する側の負担も少なくて済みます。
米国ではピックルボールの競技人口はすでに1000万人いると言われ、最も成長の速いスポーツと言われています。シューズには安定性と瞬発性が必要で、スケッチャーズは早い時期からこのスポーツに取り組んでいますので、アメリカ市場をリードするブランドになっています。
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