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2024年09月13日

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進化系「リーガル」が登場――グッドイヤー製法に「ヴィブラムのガムライト」「空気循環システム」「自己修復力を備える革」を組み込んだ3種類を発売



リーガルコーポレーションが展開する「REGAL(リーガル)」が、伝統のグッドイヤーウエルト式製法に3つの新しい機能を加えた紳士革靴を、全国のリーガルの専門店、REGAL SHOES(リーガルシューズ)とREGAL ONLINESHOP(リーガルオンラインショップ)およびリーガル取扱い百貨店の一部店舗で発売している。


イタリアのヴィブラム社が開発した「ガムライト」は、グリップ力とクッション性に優れ、驚くほど軽く、柔軟性も高いソール。リーガルはドレスシューズ用にシンプルなデザインを別注し、グッドイヤーウエルト式製法と組み合わせた。見た目の美しさと履き心地が両立したその靴の良さは、見るたび、歩くたびに実感できる。


「リーガル エアローテーションシステム」とは、リーガルが開発したオリジナルの機能。歩行によって踏み込むたび、ソールの踵部に埋め込まれたポンプが靴内に空気を送り込み、循環させる。グッドイヤーウエルト式製法でこの高機能ソールを組み込んだシューズは、透吸湿性にも優れ、常に爽やかな履き心地をキープしてくれる。


姫路を拠点としグローバル基準であるLWG(レザーワーキンググループ)認証を取得するタンナー、山陽が開発した「スクラッチタフレザー」は、自己修復能力を備える革。表面についた軽い引っかき傷は時間の経過とともに徐々に薄くなり、元の状態近くまで戻っていく。とくに傷がつきやすいつま先と踵部分にこのレザーを施したシューズは、タフな耐久性を誇る。


価格は3万5200円(税込)から3万6300円(税込)。


19世紀後半にアメリカで開発されたグッドイヤーウエルト式製法は、甲革と中底、細革をすくい縫いし、次にその部分とアウトソールを縫い付ける2段階の工程によって作られる。この製法を施された靴は、足にフィットしやすくて履き心地が良く、長持ちして修理もしやすいため、高級靴を中心に長く用いられてきた。


伝統と革新が織りなす新たな機能性で、足を入れるたび、歩くたびに驚きと喜びを提供する“進化系”リーガルのグッドイヤーウエルト式製法のシューズは、見た目の良さと快適さ、耐久性を満たす一足として、長く愛用できる。


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