キーン・ジャパンは、「KEEN（キーン）」とクライミングをルーツにもつカリフォルニア発の「Gramicci（グラミチ）」とのコラボレーションアイテム「JASPER ZIONIC（ジャスパーザイオニック）」を、9月7日（土）から発売している。

1970年代、アメリカで“ストーンマスター”と呼ばれ、ヨセミテロッククライミングをリードしてきた伝説的ロッククライマー マイク・グラハム氏。スピードとスタイルに重点を置いた新しいクライミング方法が開拓されたことによって、当時のクライミングウェアに、より柔軟性が必要と考えた彼は、独自の手法で機能的に富んだウェアづくりに着手し、1982年にカリフォルニアの小さなガレージでグラミチを立ち上げた。

グラミチの製品染めかつ着晒し感のある製品であるグラミチパンツとグラミチショーツは、現在に至るまで愛され続けているアイテムとなり、それらには独特の機能性、180度自然な開脚を可能にしたガゼットクロッチや片手で簡単に調節できるウェビングベルトが装備されている。これらグラミチを代表するパンツは、クライミングパンツの代名詞的存在として たちまち全米に広がり、日本でも受け入れられている。またクライマーのみならず、80年代半ばにはサーファーやスケーターたちまでにも広まり、現在ではファッション感度の高い若年層から支持を得ている。

初めてのコラボレーションとなる今回は、KEENのロングセラーモデルであるJASPERに、FAST＆LIGHTをコンセプトに開発されたソールユニットを組み合わせたJASPER ZIONIC（ジャスパーザイオニック）をベースに採用。ステッチワークや着晒し感のあるヘアリースエードを踏襲したデザインは、グラミチパンツにも通じる質実剛健なモノづくりを体現し、シュータンにはグラミチロゴを忍ばせている。

サイズは25.0～29.0、30.0、31.0㎝で、重さは 370g(27㎝片足)。カラーはGothic Olive／BlackとSorrel Horse／Blackがあり、価格は2万350円（税込）。