不要になったウェアを回収・アップサイクルした

ゴールドウインと同社が展開する「THE NORTH FACE（ザ・ノース・フェイス）」は、 4月22日（金）から24日（日）の3日間、静岡県～山梨県で実施されるトレイルランニングレース「ULTRA-TRAIL Mt.FUJI（ウルトラトレイル・マウントフジ＝UTMF）2022」に特別協賛した。

「UTMF2022」では、不用になったウェアを回収・アップサイクルした参加賞Tシャツの提供、環境啓発に関する特設ブースの設置、ボランティアの運営スタッフとして社員の派遣などを行った。

今回、10回目の開催となる「UTMF」を第1回大会からサポートしてきたゴールドウイン、THE NORTH FACEは、日本環境設計、UTMF実行委員会とのパートナーシップにより大会期間中に特設ブースを設け、レース参加者および来場者から不用になったTシャツを回収する取り組みを行っている。

それに加え、継続的に店舗のリサイクルボックスなどでも回収している不用となったウェアとともに再資源化したポリエステルを使用して作製した参加賞Tシャツを提供する。この取り組みを開始した2019年には、大会開催期間の4日間で423㎏のTシャツを回収した。今回設置する特設ブースでも不用となったTシャツの回収を行い、来年以降の参加賞Tシャツに生まれ変わらせる取り組みも実施した。

「THE NORTH FACE」では、“EXPLORE SOURCE（エクスプロールソース）”という、独自のウェアリサイクルの循環型アップサイクルプロジェクトを行っている。これは、「THE NORTH FACE」直営店のリサイクルボックス設置店舗で顧客から冒険を終えた（不用になった）アパレル製品を回収し、そこからタフさを要求されるアウトドアフィールドでも十分に機能が発揮できる純度の高いポリエステル素材を再生成し、よりハイスペックな製品へアップサイクルして次の冒険へつないでいくという、ユーザーとともに循環のサイクルを生み出していくというストーリーを持った取り組み。