「日本シューズベストドレッサー賞」第9回クラフトマン部門グランプリを受賞した岩崎祥子さんに聞く――再生レザーを使って絶滅危惧種の朱鷺(トキ)を靴全体で表現

グランプリ作品「トキのヒール」を手にする岩崎さん
11月18日(水)、東京・台東区の玉姫稲荷神社で第16回日本シューズベストドレッサー賞と同賞の第9回クラフトマン部門の授賞式が行われた(既報)。
靴のアッパーをキャンパスに見立てた作品名「トキのヒール」でクラフトマン部門のグランプリを受賞した岩崎祥子さん(東京都立城東職業能力開発センター台東分校製くつ科在学中)に聞いた。
■受賞作品のコンセプトと制作で難しかったポイントは。
再生レザーを使うという制作にあたっての設定のなか、地球環境について考えたとき、絶滅危惧種の朱鷺(トキ)が浮かびました。華やかな靴をつくりたいと、靴全体に朱鷺のモチーフを使いました。難しかったのは、革の端材をコーティングした再生レザーは、いつも使っているレザーと扱い方が異なること。そのため、吊り込みから色付けまで手間がかかりました。
■靴づくりを学ぼうと思ったきっかけは。
中学2年生の時に台東区に引っ越してきて、地場産業である皮革産業の豊かさを肌で感じました。高校生になって靴づくり体験をする機会があり、立体的なものをつくることが楽しくなり、靴づくりを学べる台東分校に応募して入学しました。
■卒業後の進路は。
未定ですが、できれば大事に使うと長い間履けて、使ううちに味も出てくる革靴づくりに携わっていきたいと思っています。
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