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2024年05月05日

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日本シューズベストドレッサー賞に俳優の寺島進さん、川島海荷さん、板垣瑞生さん――第9回クラフトマン部門の授賞式も行われる

日本シューズベストドレッサー賞を受賞した俳優の寺島進さん(後列右から2人目)、川島海荷さん(同4人目)、板垣瑞生(同5人目)さんを始め、クラフトマン部門受賞者、そして恒次会長と来賓各氏が加わって記念撮影

東京・台東区の玉姫稲荷神社で11月18日(土)、第16回日本シューズベストドレッサー賞の授賞式が行われ、女性部門で俳優・歌手の川島海荷さん、男性部門で俳優の板垣瑞生さん、シニア部門で俳優の寺島進さんが表彰された。


授賞式は、靴のめぐみ祭り市&日本シューズベストドレッサー賞選考委員会恒次勝利会長の挨拶で始まり、経済産業省製造産業局生活製品課田上博道課長および台東区長代理の台東区産業振興担当の上野守代部長が来賓の祝辞を述べた後行われ、受賞者3人に賞状と本人デザインのシューズが贈呈された。


寺島さんは、「昔、京都で買ったシューズが気に入っている」という軽く、柔らかく、丈夫なカンガルーレザーをチョイスしたスニーカー、川島さんは「身長が低い(155㎝)ので厚底にして、カジュアルのなかにフォーマルっぽさを出すためにスタッズを入れたスニーカー」を希望。板垣さんは「素材が頑丈で機能性の高い動きやすいシューズでクールに決めたい」とレザーブーツをオーダー、授賞式後のファッションショーのランウェイで披露した。

浅草のメーカーが日本シューズベストドレッサー賞受賞者のためにつくったシューズ。㊧から川島さん、寺島さん、板垣さんの要望が込められたシューズ

続いて、第9回クラフトマン部門の授賞式が行われ、シューズの製造技術やデザインを学ぶ学生等から応募された72点の応募作品の中から、グランプリに岩崎祥子さんの「トキのヒール」、準グランプリに石田梓さんの「HYDRANGEA」、審査員特別賞に大林楽奈さんの「UROKO」、アイデア賞にトウ バクノウさんの「青い、会い」、デザイン賞に山田祐弥さんの「美醜」、テクニカル賞に宍戸駿太さんの「Seams Shoes」が選ばれた。


恒次会長は「今回はSDGsの観点から再生レザーを使うというハードルを上げた条件をつけたことから、応募が減るのではないかと心配もしたが、昨年とほぼ同数の応募があった。個性あふれる作品が多く、決選投票で一次審査通過の6点を選んだ。グランプリの岩崎さんの作品は、靴のアッパーを絵のキャンパスに見立てた斬新なデザインで、1ポイント差でグランプリを射止めた」と総評した。


グランプリを受賞した岩崎さんには賞金25万円とイタリア・ミラノ視察、準グランプリの石田さんには賞金10万円とイタリア・ミラノ視察、審査員特別賞の大林さんには賞金7万円、その他の受賞者には賞金4万円が贈られた。岩崎さんのグランプリ受賞作「トキのヒール」は、再生レザーを使って環境に配慮するという条件から、絶滅危惧種の朱鷺をモチーフに、華やかな靴をつくりたいという想いを込めた作品(岩崎さんのインタビューを後日掲載予定)。


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