ジーフットは、2月17日開催の取締役会で、親会社であるイオンとの間で資金の借入を行うことを決議した。

同社は、2023年2月期から収益構造の抜本的な見直しに取り組み、コロナ禍で毀損した自己資本の増強と安定した財務基盤による経営基盤の再構築を実現するための事業再生に取り組んでいる。しかしながら、コロナ禍に伴う行動制限や、新型コロナウイルス感染症第7波の影響等で、客数が当初想定から大きく乖離し、2023年2月期第2四半期連結累計期間の決算発表で、通期連結業績予想を修正するに至った。

このような状況を踏まえ、同社はA種株式発行の際に策定した事業再生計画をさらに確実にかつ迅速に推進し、また財務基盤の安定化のため運転資金の確保を行うため、イオンによるさらなる経営支援による手元資金の確保が必要であるとの考えに至り、2022年10月5日に同社からイオンに対して資金面や事業面の経営支援の要請を行い、イオンと協議・交渉の結果、借入れを行うこととなった。

借入金額は50億円（50億円を限度とする極度額とする極度貸付契約）。借入期間は2023年2月28日から2024年2月29日まで。