ナイキジャパンは、「ナイキ」ランニングから、オールラウンドなレーシングシューズ「ナイキ ヴェイパーフライ 3 プロト」（税込2万9700円）を、3月中旬からナイキメンバー限定で、NIKE アプリ、NIKE.COM、NIKE直営店で発売する。その他のカラーも今後順次発売される予定。

「ナイキ」ランニングは、パーソナルベストや新しいレベルを目指すすべてのランナーのためにデザインすることで、ランニングの未来に貢献している。ナイキ ヴェイパーフライ 3は、より速く走るための継続的な改良と改善の結果生まれた。

ナイキ ヴェイパーフライ 2から得た学びをもとに、ナイキのデザイナーたちはヴェイパーフライ 3の軽量化と、長距離ランナーが常に必要とするスムーズな体重移動、安定性とエネルギーリターンの向上などの改良を行った。

ヴェイパーフライ 3のフルレングスのカーボンファイバーのフライプレートとズーム X ミッドソールの組み合わせが生み出す推進力は、これまでと変わらない。前足部分に膨らみを持たせたミッドソールの形状は無駄を省いたデザインで、ナイキで最も反発性に優れたフォームにより、これまで以上にスムーズな体重移動と、快適で安定した履き心地を提供する。

エリオット・ヒース「ナイキ」ランニング シニア フットウェア プロダクト マネージャーは次のように話している。「ヴェイパーフライ 3の“プロトタイプ”（試作品）カラーは、試作品を着用したアスリートや⼀般ランナーから得た重要なフィードバックをもとにイノベーションが生み出されていることから、今回も私たちの開発プロセスを象徴する色になっている」

このモデルには、「ナイキ」ランニングチームの商品開発の道のりを物語る特徴がある。ミッドソールに記された文字は、チームがテストしたフライニットアッパーの試作品の数「57」と、着用試験担当者の識別番号「20216-33」を意味する。

白いアッパーとソールを繋ぐ印象的なスウッシュは、2017年に行われたマラソン 2時間切りへの挑戦であるBreaking2のイベントで着用された初代ヴェイパーフライにちなんだものになっている。