shoespost

 

 

Shoespost-online

2024年04月20日

Shoespost-online

2024年04月20日

ワークマン、JRの駅ビルに初出店――「#ワークマン女子」と「WORKMAN Shoes」の複合店を天王寺ミオに3月3日(金)オープン、初年度の売上目標は4億8000万円



ワークマンは、「#ワークマン女子」と新業態「WORKMAN Shoes」の複合店を天王寺ミオに3月3日(金)に出店する。天王寺ミオの主要客層である20代から40代女性の支持を獲得するために、機能ではなくファッション性を強調した同社初の店舗で、ワークマンとしてJRの駅ビルへの出店も初めてとなる。


「#ワークマン女子」と「WORKMAN Shoes」の複合店は、レジを共通にして一体運営しているが、ワークマン女子のウェアとShoes売り場ははっきり分けている。この複合店の全国1号店である「なんばCITY」店は、ワークマン全店でダントツの売上げがある。天王寺ミオ店は、飽和状態のなんばCITY店の顧客の分散を狙うとともに、銀座、ソラマチ(東京スカイツリー)やなんばCITY店と同様に、復活しつつあるインバウンド需要の取り込みも期待しているという。


JR主要ターミナル駅の天王寺駅ビルのミオに出店する狙いについて同社は、①圧倒的な集客力、②曜日に左右されない来店客数による売上げの平準化で効率運営が可能なこと、③女性客、特に同社がアピールできていない若い女性客が多い、の3点を挙げる。


ワークマンの出店政策では、銀座への出店、有名百貨店への出店、JR駅ビルへの出店の3つの「悲願」があったが、2022年4月にイグジットメルサ銀座、2022年9月の東急百貨店吉祥寺店を実現、今回の天王寺ミオへの出店ですべてが達成される。同社では、なかでも一番売上げが期待できるJR主要ターミナル駅ビルへの出店のため、天王寺ミオ店の坪当たりの売上目標は45万円と全国トップの座を目指し、初年度売上目標は4億8000万円としている。


「#ワークマン女子」店は全店が絶好調のため、2023年末の25店舗(商業施設店舗10、路面店15)を2024年2月末には45店舗(商業施設店舗20、路面店25)に増やす計画。


また、「#ワークマン女子」と「WORKMAN Shoes」の複合店は抜群の集客力があり、大型ショッピングセンター(SC)からの出店依頼が多数寄せられているとしており、関西地区のワークマン女子複合店は天王寺ミオ店が3号店になるが、今年9月にはイオンモール京都店、イオンタウン東岸和田店を加えた5店舗に拡大する。


関連記事


注目記事


商品特集

商品特集


連載

  • いちがいもんの独り言
  • フィッティングの技法
  • トレンドを俯瞰する
  • シューズビジネスを考える

有料会員限定記事


カテゴリー別記事

企業

業界

商品

マーケット

サステナビリティ

インタビュー

決算

人事

PAGE TOP