アシックス、「オニツカタイガー」類似商品の製造・販売中止を要請――3社が応じ商品回収・返金対応も
「オニツカタイガー」ブランドを展開するアシックスは、商標権侵害および不正競争防止法違反を理由に、株式会社Gio(子会社のアートデコ株式会社を含む)、合同会社FMDH、株式会社DS商店の3社に対し、自社商品のデザインに酷似すると判断した商品の製造・販売中止などを求める措置を講じたと発表した。
アシックスは、オニツカタイガーのシューズ側面に用いられるストライプのデザイン「オニツカタイガーストライプ」について多数の商標権を保有している。同ストライプはオニツカタイガーが展開するシューズに約60年にわたり採用されており、主力商品の「MEXICO 66」や「TIGER CORSAIR A55」にも使用されている。また、これら商品の立体的形状についても商標権を保有している。
アシックスは、3社が製造または販売する一部商品が同社商品に酷似していると判断。商標権侵害および不正競争防止法違反を理由に、対象商品の製造・販売中止などを求めた。これに対し各社は、アシックスの要求に応じ、対象商品の製造・販売などを中止したほか、一部の会社では消費者に販売した商品の回収や返金の申し出などの対応を実施したとしている。
同社は、製品デザインを含む知的財産を重要な経営資源と位置付けており、「たゆまぬ企業努力により培ってきたブランド価値を毀損する行為を看過することはできない」とコメント。今後も、商標権侵害および不正競争行為を含め、知的財産権を侵害するような行為に対しては断固たる措置を講じ、厳正に対処していく方針を示している。
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