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2024年10月07日

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2022年の通販・EC市場は24年連続で増加し前年比10.9%増で12兆7000億円規模に――日本通信販売協会が調査、速報値を発表

公益社団法人日本通信販売協会(略称=JADMA、粟野光章会長、正会員415社=8月24日現在)は8月24日(木)、2022年度(2022年4月~2023年3月)の通信販売(EC 含む)市場の売上高についての速報値を発表した。


調査結果によると、2022年度の通販の売上高は、前年比10.9%増の12兆7100億円となった。金額ベースでは前年に比べ1 兆2500億円増加したことになる。コロナ需要が徐々に落ち着く一方、対面イベントや店舗販売など通販以外の市場も回復が見られ、消費者行動が多様化するなか、2022年度の伸び率は前年を3.1 ポイント上回る動きとなった。


直近10年の平均成長率は9.0%と、マイナス成長を記録した1998年度以来、24年連続して増加傾向が続いている。通販・EC 市場の傾向として、B to Bやモール系が堅調であること、商材では衣料品や、化粧品、食料品(健康食品を含む)が好調であることが挙げられる。


通販市場の売上高については、会員情報に加えて同協会会員418社(調査時点)を対象に実施した「第41回通信販売企業実態調査」から得た回答の売上部分を先行集計した結果と、各種調査から推計できる有力非会員355社の売上げを加えて算出している。調査期間は、2023年6月22日~8月14日。なお、推計値は、衣料品や雑貨、化粧品、健康食品などの物販が中心となる。


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