㊧踵のみを取り外せば、サンダルに代わる、㊨フットベッドシューズ&サンダルのセットパーツ
神戸・三宮でハードワーカーシューズメイキングスクールを運営するハードワーカー(兵庫県神戸市、吉田努代表)は、特許技術で世界初、分解・交換・変身できて一生履けるサステナブルシューズ「フットベッドシューズ&サンダル」を、応援購入サービスのMakuakeで販売を開始した。販売期間は8月25日まで。
同社は、神戸で17年間靴づくりのスクール運営を行い、これまでに延べ2700人、3800足の靴づくりを指導してきた。しかし、新型コロナウイルスの蔓延により、同社が運営する靴づくりスクールも大きな影響を受けた。そこで靴作り職人としての原点に立ち返り、まだこの世にない新しい「靴」を生み出そうと、このプロジェクトをスタートさせた。
コンセプトの柱は、自分で作れること。試行錯誤を重ね、ソールだけでなくアッパーやフットベッドもすべて「ネジだけ」で分解・組み立てができる製法を開発。これを「ハードワーカー式製法」として、2022年にPCT国際特許出願、2023年2月に日本の特許を取得した。
フットベッドシューズ&サンダルは、アッパー、フットベッド、ソールを19本のネジのみで固定しているので、ドライバー1本で誰でも簡単に分解、組み立てが可能。踵のみを取り外せば、素早く「サンダル」にも変身できる、画期的な2WAY仕様で、親指の元・小指の元・踵の3点を結ぶ3つのアーチで理想的な姿勢を支えるコルクゴム製のフットベッドを採用した、まるでスニーカーのように、長い時間歩き続けても疲れにくいシューズになっている。
また、簡単にシューズを分解することができるため、壊れてしまったパーツのみをダメージなく自身で交換可能なほか、分解することで靴のメンテナンスが容易になり、今まで不可能だったつま先の奥までブラッシングすることもできる。
アッパーは高級感のある風合いはもちろん、合成皮革に比べ長持ちするベロアレザー(牛革)を採用。カラーは4色展開。一般販売予定価格は3万5000円(税込)。
また、オプションも豊富に取り揃えている。スタイリッシュなオープントウスタイルを楽しめるサンダル用アッパー(一般予定販売価格1万2000円)やしっかり歩きたい時に便利なバックストラップ付ベルト(同8000円)のほか、4色のフラットソール(同1万2000円)と2色のシャークソール(同1万5000円)も用意した。
現在、Makuakeではこれらのアイテムが20%割引の応援価格で販売されている。