ミズノは、フルマラソン3時間切りを目指すスピードランナーに向けたランニングシューズ「WAVE REBELLION(ウエーブリベリオン)」を7月22日から発売する。初年販売目標は、グローバルで4万足、国内は8000足。
ウエーブリベリオンは、ランナーの走り方のフォームを変えずに、スムーズな走り心地でパフォーマンスを最大限サポート。ランナー本来の走りを引き出すためのスピードシューズになっている。
同社は昨年7月にミズノ史上最高の反発性をもつシューズ用ソール素材「MIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)」を開発。最も柔らかさと反発性を高めたミズノエナジーコア、軽量性を追求したミズノエナジーライト、標準的なミズノエナジーの3 タイプを用意し、競技特性や使用シーンに合わせて採用している。
ウエーブリベリオンには、ミズノエナジーライトをミッドソール全体に搭載。さらに従来のミズノウエーブに剛性の高いグラスファイバー入りナイロン素材を加えた新しい機能を使用することでさらなる反発性と前方向への力と安定性を高めた。
アウトソールは、ポリウレタン素材で作られた軽量でグリップ性の高いG3ソールを搭載し、進行方向に対して垂直に設置することでグリップ力をさらに強化。また、着地の衝撃にも耐えられるようにアウトソール外周にもG3ソールと同じ素材を設置し、耐久性を高めている。
アッパーは、通気性が高く、柔らかいエンジニアードメッシュを採用。さらにベロ端部両側にストレッチ性の高い素材を付けて固定することで、中足部のフィット感を高め、同時にベロのズレも軽減する。
ミズノは環境保全活動の一環としてリサイクル素材の活用を促進しているが、今回のウエーブリベリオンには、シューレースと履き口のライニングにリサイクルPET素材を使用。またミッドソールには、CO2の排出量がミズノウエーブに使用していた石油由来ナイロン系素材と比べて約38%少ない植物性由来のナイロンプレートを採用している。
アイテムはメンズモデルが2色、ウイメンズモデルが1色展開で価格は1万9800円(税込)。