「ナイキ ISPA」から3つの部材が接着剤を使わずに繋ぎ合わされ簡単に分解できる「ナイキ ISPA リンク」が登場
2023年初頭に発売予定の「Nike ISPA Link Axis(ナイキ ISPA リンク アクシス)」は、「ISPA リンク」のサステナビリティ志向をさらに進化させたもの。「ISPA リンク アクシス」の100%再生ポリエステルのフライニットアッパーは、「ISPA リンク」に採用した従来タイプの素材を裁断、縫製する製法ではなく、アウトソールにピッタリとフィットする精密なデザインで、ソールに用いたTPUはエアバッグ素材のスクラップを使った100%リサイクル原料を使用している。
さらに、20%リサイクル素材のTPUケージも組み合わせている。リサイクル原料を使うことで素材の物理特性が変化するため、リサイクルの割合を高めながらも耐久性やトラクションのニーズを満たす必要があり、ケージを採用した。
ナイキは、過去にも分解可能で組み合わせて使うデザインを探索している。2003年のプレスト クリップと、2005年に工業デザイナーのマーク・ニューソン氏とのコラボレーションで作ったシュベドッカ 2005。これら過去のプロダクトが「ISPA リンク」と「ISPA リンク アクシス」につながっている。
「ISPA リンク」や「ISPA リンク アクシス」のような型破りなモデルが十分なインパクトを生み出すためには、このイノベーションを大規模に展開することが必須となり、そのための準備も進めている。ナイキでは製品ラインおよびサプライチェーン全体を見渡しながら、多くの人に影響をもたらす新しいアプローチをどこで実現できるのか、そしてどのようにしたら2025年のサステナビリティ目標に近づき、それを達成できるのかを検討している。
本当の意味での規模の力を生み出すためには、業界を超える強固な協力関係を結び、プロダクトのリサイクルを可能にするビジネスモデルやインフラの構築が必要になる。このため、ナイキではリサイクル能力を高めるパートナーシップを構築し、寿命を終えたプロダクトの別目的での活用を増やすことにつながる商品回収プログラムに対し、世界中で投資を行っている。同時に、「ISPA リンク」や「ISPA リンク アクシス」のように大胆かつ斬新な美の表現を通じて、ナイキでは気候変動対策のための循環システムの重要性を訴え、消費者やデザインコミュニティに対してこの問題に関して話し合うよう働きかけている。
この目的で、ナイキは2022年3月26日から9月4日まで、世界屈指のデザイン博物館の1つである「Vitra Design Museum(ヴィトラ デザイン ミュージアム)」で行われる“Plastics:Remaking Our World,”(プラスティック:世界を作り直す)に参加している。この展示会は、「ISPA リンク アクシス」に至るまでのデザインの探索や進化の過程を紹介し、環境持続性を念頭に置いた革新的デザインへのナイキのアプローチを紹介するユニークな機会となっている。
なお、「ナイキISPA リンク」は6月23日からSNKRS、NIKE MA5 DSM GINZAなどで順次発売される予定。価格は2万7500円(税込)。また、「ナイキ ISPA リンク アクシス」は2023年初頭に発売予定としている。
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