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2022年08月18日

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「ナイキ ISPA」から3つの部材が接着剤を使わずに繋ぎ合わされ簡単に分解できる「ナイキ ISPA リンク」が登場

ナイキ ISPA リンク



ナイキジャパンは「ナイキ ISPA」から、着用してその機能を活用した後に分解してリサイクルできるようにデザインされたシューズを登場させる。


ISPA(Improvise:即興、Scavenge:資源・廃棄物の有効活用、Protect:守る、Adapt:対応する)とは、実験的で型にはまらない新しいものづくりを促すためのナイキのデザイン理念。今回は、ナイキの資源循環のビジョンに沿って、地球とスポーツの未来を守るために廃棄物を出さないシステムの実現を目指した。その結果、ナイキのイノベーションの力と、未来の循環デザインの実現を感じさせるまったく新しい2つのフットウェアが誕生した。


30年以上の間、ナイキの各チームでは、アスリート(ここで言うアスリートとはナイキの共同設立者ビル・バウワーマン氏の言葉であるIF YOU HAVE A BODY, YOU ARE AN ATHLETE“身体さえあれば誰もがアスリートである”を指す)と地球のためになるデザイン・ソリューションを追求してきた。新しい、環境負荷を抑えた素材であるナイキグラインドやナイキ エア、そしてリサイクル素材を活用しつつ最高の機能を発揮するフットウェアのアルファフライ ネクスト ネイチャーや印象的なライフスタイルアイテムである2022 Move to Zeroコレクションも開発している。

ISPAチームは今シーズン、循環デザイン要素の中の「分解」(素材のリサイクルのために簡単にプロダクトを分解できること)に目を向け、さらにもう1つの課題をフットウェアのデザインに盛り込むことに取り組んだ。それは、良いシューズは屈曲性と耐久性を備えているということ。これまでは接着剤などを使ってその目的を達成してきたが、それによって分解やリサイクルがほぼ不可能になっていた。


今日、シューズをリサイクルするためには、細かく切り刻むことが必要となるが、これはエネルギーを多く使い、リサイクル素材の用途も限られてしまう。分解できるシューズを作ることで、プロダクトに関わる炭素排出を抑え、新しい命に循環させる可能性を広げることとなる。


6月に登場する「Nike ISPA Link(ナイキ ISPA リンク)」は、3つの部材が接着剤を使わずに繋ぎ合わされており、使用後は分解することができる。ミッドソールのペグ状の突起をアッパーの開口部に差し込んで組み立てると、快適さ、安定感、通気性と飛び抜けたフィット感を持つシューズになる。これは試作品を200時間余り着用した40人のアスリートが実証済み。


製造の視点から見ると、リンクは革命的と言えるほどシンプルで、1足の組み立て時間は約8分。従来のスニーカーの平均製造時間と比べても驚くほどの短さだが、これは特注の道具を使うことと、ミッドソールを組み立てるための長時間の糊付け作業が不要になったことで実現された。また、シューズの生産中に冷却、加熱やベルトコンベアのシステムなどのエネルギーを消耗する工程もない。


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