東急百貨店吉祥寺店に出店したWORKMAN Shoes。
ベリーショート丈のムートン調ブーツが全国で初めて発売となった
ワークマンは、「WORKMAN Shoes」と「#ワークマン女子」の大型複合店を10月14日、東急百貨店吉祥寺店の5階に出店した。ワークマンとしては、悲願の百貨店内の初出店となった。
同店は、6月に開店した池袋サンシャインシティアルパの複合店と同面積の都内最大級の売り場を持つ旗艦店。レジを共通にして一体運営するが、ワークマン女子のウェアとShoes売り場は分けている。百貨店の新たな客層も取り込めることを期待して、同店の初年度売上目標は5.5億円と強気に設定。同社の売上ランキングで池袋、なんば店に続く全国3位の座を狙う。
百貨店出店の狙いは、①#ワークマン女子店の路面店の本格的な地方展開のためにブランド力を向上させる、②目の肥えた百貨店顧客に通じる製品を作る、③百貨店内の他店と遜色のないキレイな売り場を作る――の3点。同社は、現段階で女子店が出店できるのは商圏人口15万人以上の地方都市までとしているが、百貨店出店でブランド力を高めて10万人以下に落とすことを目標にしている。