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2024年04月23日

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デサント、“水沢ダウン”を生産する水沢工場を約30億円かけて刷新――2025年7月操業開始予定

デサント水沢工場建て替え後のイメージ

デサントは、“水沢ダウン”の生産工場で、コーポレートブランド「デサント」のモノづくりの中核を担うデサントアパレル水沢工場を、国内縫製工場として次の50年を見据えた新たな工場とすべく、同地に新たな工場を新設する。操業開始は2025年7月の予定。総投資額は約30億円(建物、設備)。


同社は、中期経営計画「D-Summit 2023」の最終年度を迎える2024年3月期は、日本・韓国・中国の3本柱経営の安定化に加え、戦略の柱に“ブランディング”を据え、新たな成長のための投資も実行すると表明しており、その一環で行うもの。なお、既存の水沢工場に隣接して建設するため、年間約3万着の水沢ダウンの生産に影響はない。


新工場の特徴は、①開発・製造・サステナビリティで国内3工場(水沢工場、吉野工場、西都工場)のマザーファクトリーとなる(“人に優しい、地域に優しい、地球に優しい”工場として環境配慮、地域共生、働きがいを実現する)。②競争力の源泉である0から1を生み出す「高付加価値」商品のさらなる進化(手縫いでしかつくれない難易度の高いモノづくりによる“品位・品質”の向上を実現する)となる。


■「新水沢工場」=岩手県奥州市胆沢小山北蛸ノ手10▽主要新築建屋=鉄骨造1階建て▽延床面積=約6000㎡▽主要生産設備=自動裁断機、シームシーリング機、転写プレス機、羽毛充填機、工業用ミシン▽総投資額=約30億円(自己資金)▽操業開始=2025年7月(予定)


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