㊧INFOOT 2で計測している様子。機械に片足ずつ足を入れ、さまざまな角度から足を計測する。㊨計測したデータは立体的に映し出され、さまざまな角度から足のカタチを確認できる。店舗では計測結果をプリントアウトして提供する
アシックス商事は、「アシックスウォーキング」および「アシックスランウォーク」の5店舗で、新たな機能を加えた3次元足形計測機「INFOOT 2」を導入し、7月25日から順次、先行して展開を開始した。なお、今後も導入店舗を拡大していく予定。
アシックスウォーキングは1983年に誕生。アシックスウォーキングの直営店は1987年から展開しており、当時から手計測で足をはかるなど、一貫してデータを基に足に合ったシューズを提案し、パーソナライズされたサービスの提供に努めてきた。2005年には3次元足形計測機「INFOOT USB」を導入。直営店などで足形を計測して得られたデータは、シューズの製造にも生かされている。
今回導入したINFOOT 2は、赤色レーザー光を8台のカメラで撮像し、足の3D形状を計測する非接触型の計測機。足長・足幅・足囲・踵幅・足高・アーチ高・踵傾斜角度・第一趾側角度・第五趾側角度の9つの項目を片足あたり2~3秒で計測することができる。これらの計測データを靴選びの基本とし、専門スタッフが顧客の要望に合わせて、足に合った靴を提案する。
これまで運用してきたINFOOT USBと比較して約4倍のスピードで計測でき、かつその精度は足囲長で計測誤差が±1.0mm未満を実現。室内であれば外乱光防止のカバーを掛けることなく計測可能で、防曇機能により計測時の足裏のノイズが改善され精度が向上するなど、より質の高いサービスを提供することができる。
INFOOT 2の設置店は、アシックスウォーキング銀座インズ、アシックスウォーキング八重洲地下街、アシックスウォーキングLINKS UMEDA、アシックスウォーキング三宮、アシックスランウォークギンザで、だれでも無料で利用することができる。