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2022年05月18日

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木靴(サボ)をつくり続けるフランスの「Bosabo(ボサボ)」――コロナ禍でルームシューズが人気に

左からヒールタイプ、サンダルタイプ、ルームシューズ

3月16~17日に東京国際フォーラムで開催されたファッション合同展示会「PROJECT TOKYO」のフレンチゾーンに、フランスのシューズブランドが出展した。2回目に紹介するのは、5代にわたって木靴をつくり続けている「Bosabo(ボサボ)」。


Societe AUDOUIN社は、1920年代から5代にわたって木靴(サボ)をつくり続け、1988年に「Bosabo(ボサボ)」としてブランド化し、ファッションアイテムとして人気となっている。「ボサボ」はデザイン、ソール(木製またはコルク)、レザーを選んでカスタマイズすることができる。「PROJECT TOKYO」では、創業家5代目のオードゥアン社長がオンラインインタビューに答えた。


●カスタマイズの作業について。
15人のスタッフが、フランス中西部ペイドラロワール地方のモンティニェ・シュル・シワンヌの自社アトリエで行っている。カラーは100色、素材もさまざまなものを揃えており、柔軟にニーズに対応している。手作業でしかつくらないことをモットーとしており、1日につくれるのは、最大で200足程度だが、それが差別化にもなっている。


●日本企業の取引状況と新製品について。
30年ほど前からトゥモローランドとは直接、取り引きをしており、伊勢丹での販売実績もある。製品の卸価格は、サンダルタイプで49.5ユーロ、ヒール靴で63ユーロ程度。コロナ禍が始まった2020年から、最高の心地良さをモダンに仕上げたルームシューズ、Cocoを発表し、フランスで人気となっている。ルームシューズの卸価格は37.5ユーロ程度になる。


●サステナブルな取り組みについて。
ヒールに使う木は、100㎞圏内から調達することを心掛けているほか、素材は欧州域内で調達している。作業工程で出る木くずは、暖房に使うなど再利用も行っている。サステナブルな取り組みは年を追うごとに重要さを増しており、コロナ禍でさらにその度合いが高まった。ボサボは、長く使えることでもサステナブルな製品だと思っている。また、ニーズが高まっているヴィーガンシューズの開発も考えている。


●フランスの無形文化財企業(EPV)に認定されているが。
フランスでは、職人がつくっている技術、製品を可視化できるようにしている。メイド・イン・フランス製品の価値を正しく認識してもらって販売している。EPVには約1200社が認定されているが、シューズで認定されているのは3~4社だと聞いている。


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