㊧WAVE REBELLION PRO 2、㊥WAVE REBELLION FLASH 2、㊨WAVE REBELLION SONIC 2
ミズノは、長距離スピードランナー向けランニングシューズ「WAVE REBELLION(ウエーブリベリオン)」シリーズの第2弾となる「WAVE REBELLION PRO 2」を12月22日、「WAVE REBELLION FLASH 2」と「WAVE REBELLION SONIC 2」を1月19日にミズノ公式オンライン、ミズノ直営店、全国のミズノ品取扱店で発売する。「WAVE REBELLION 2」シリーズ全体での発売から1年間のグローバルの販売目標は、対前モデル比300%、国内販売目標は同250%としている。
12月5日(火)に開催された発表会で、ミズノ コンペティションスポーツ事業部の太田友宏マーケティング部長は「当社にとってランニング事業は注力カテゴリーの1つであり、各社がこの時季に駅伝に対応する新製品を出していくなか、当社は新しい革新的な商品でランナーにアプローチしていく。ウエーブリベリオンシリーズの第2弾は、スピードランナーが求める“反発”を、高い次元でレベルアップした」と新たな商品に対する自信を述べた。
同社は、3年前に“人を速く走らせる”ための「スムーズスピードプロジェクト」を立ち上げ、スピードランニングのスムーズさをゼロベースで考え直した。そして踵がない形状のスムーズスピードアシスト機能を生み出し、2023年春にウエーブリベリオンのシリーズ第1弾を発売した。
2世代目は、国内外の100人を超えるアスリートにヒアリングを実施し、フルマラソン2時間30分内のタイムを目指すエリートレベルのランナーに向けたトップ機種のWAVE REBELLION PRO 2(23.0~29.0㎝、税込2万5300円)は、ミッドソールとミズノウエーブ、そしてスムーズスピードアシストという3つの機能のすべてをリニューアルした。
とくに「3分/㎞の壁を超える反発が欲しい」というニーズを引き出し、底面のスムーズスピードアシストの傾斜角度を調整し、より高速帯で効果を発揮しやすいスピードチューン仕様に改良した。ミッドソールは、トップ部にMIZUNO ENERZY LITE+(ミズノエナジーライトプラス)を前モデルから32%増量し、クッション性と反発性を向上させ、ボトムには反発性に優れたMIZUNO ENERZY LITE(ミズノエナジーライト)を搭載。地面からの反発を効率良く伝えるとともに、フォアフット走法の際のふくらはぎ周辺の筋肉の負荷を軽減する。また、プレートのミズノウエーブは、突起を設けたリブデザインを採用し、左右は巻き上げ構造にすることで、600%曲げ剛性を高めた。さらに、前モデルではセパレート構造だったアウトソールは、中足部内甲側をつなぎ合わせ、接地面積を広げることで安定性を向上させた。
フルマラソン3時間から4時間以内のタイムを目指すレベルのランナーに向けたレース用モデルの「WAVE REBELLION FLASH 2」(メンズ24.5~29.0㎝、ウィメンズ22.5~25.5㎝、税込1万8700円)は、今モデルからソール部の形状にスムーズスピードアシストを搭載することで、フォアフット、ミッドフット走法中のふくらはぎ周辺筋肉の負荷を軽減し、レース後半のラストスパートをサポートする。トップミッドソール部は、今モデルからWAVE REBELLION PRO 2と同じMIZUNO ENERZY LITE+を採用することでクッション性と反発性を向上させた。また、ボトムミッドソール部はクッション性と反発性がバランスよく発揮されるMIZUNO ENERZYを採用している。
フルマラソン3時間30分から4時間30分以内のタイムを目指すレベルのランナーに向けたスピードエントリーモデル「WAVE REBELLION SONIC 2」(メンズ25.0~29.0㎝、ウィメンズ22.5~25.0㎝、税込1万4300円)は、細部の形状や素材にこだわり、前モデルから約20gの軽量化を実現。また、ラストはミズノランニングの基幹モデルのWAVE RIDER 27と同じものを採用している。ミッドソール素材にはクッション性と反発性のバランスに優れたMIZUNO ENERZY FOAM(ミズノエナジーフォーム)を採用することで、より軽やかなスピードランを追求している。