オンワード樫山が展開するニットシューズブランド「steppi（ステッピ）」は、整形外科医師と共同開発した新商品「多機能ニットシューズ」を5月22日から公式通販サイト「オンワード・クローゼット」で、6月中旬から全国約200の取扱店舗で販売を開始する。

発売から約2年、2022年度グッドデザイン賞（主催：公益財団法人日本デザイン振興会）も受賞し、大ヒット中のステッピ。 軽さや、扱いやすさと幅広い生活シーンに調和するデザインが好評を得て、「ベーシックポインテッドパンプス」は「オンワード・クローゼット」売上ランキングで5週連続1位を獲得した。

今回発売した多機能ニットシューズは、従来のニットシューズの特徴を生かした機能性に加え、「steppi medical（ステッピ メディカル）」として、医療従事者向けに整形外科医師と共同で開発した。開発にあたり、100人以上の医師を対象に“院内で履くシューズについて”のアンケート調査を実施し、その結果「履き心地」「着脱のしやすさ」を求める回答がいずれも7割以上に上った。

アンケートから得た医師のニーズをもとに、同ブランドの元々の特性である「軽量」「疲れにくい」「撥水」「通気性」「洗濯機で洗える」に加えて、独自に開発したヒールサポートにより手を使わずに脱ぎ履きでき、濡れた床でも滑らないようラバー材を組み合わせたグリップ力の強いソールを採用したニットシューズを開発した。

多機能ニットシューズは、医療従事者はもちろん、一般の人にもデイリーで履いてもらえる、革靴のような佇まいのシンプルなデザインかつ立体的フォルムで、サイズはレディス向けが22.5～25.0㎝、メンズ向けが25.5～28.0㎝。カラーはともに3色展開。価格は9990円（税込）。

同商品は、公式通販サイト「オンワード・クローゼット」での販売のほか、より多くの顧客が直接店舗で触れて体験できることを目指し、同社のOMO型店舗「オンワード・クローゼットセレクト」を中心とした全国約200の取扱店舗で6月中旬以降、順次販売を開始。また、店頭販売に先立ち、医療従事者に向けて、医療学会にPRブースを出展する。